
交通安全推進功績で表彰 尽力した砂川さんに伝達 交通栄誉章緑十字銅章
宮古島警察署で14日、多年にわたり交通安全に献身的に尽力し、交通安全の推進に多大な功績があったとして九州管区警察局長・九州交通安全協会長連名表彰の砂川富三さん、全日本交通安全協会長「交通栄誉章十字銅章」の石原雄さん、花城愛子さんに表彰状が伝達された。石原さんは宮古島地区交通安全協会副会長、砂川さんと花城さんは地域交通安全活動推進員として活動しており、受賞を機に「これからも交通事故を減らす活動に頑張っていきたい」と語った。
表彰伝達式では、同署の新垣健一郎署長が砂川さん、宮古島地区交通安全協会の下地隆之会長が石原さん、花城さんにそれぞれ手渡した。
受賞に砂川さんは「身の余る光栄。これからも皆さんと共に活動を増やし、少しでも交通事故が減るように継続して頑張っていきたい」と話した。
石原さんは「交通安全アイキャッチなどの活動が評価されてうれしい。仕事が(レンタカーの)交通関係なので1件でも交通事故が減るように頑張っていきたい」と語った。
花城さんは「受賞は皆さんの協力のおかげ。これからも健康に気をつけながら皆さんと協力して交通安全推進に頑張っていきたい」と話した。
新垣署長は、3人の受賞を祝福し「交通安全活動に従事され、地域の交通安全指導や職場での交通安全に寄与されたことが評価された。交通安全アイキャッチにも参加し、地元の人や観光客への啓蒙を行っていただいていることにも感謝したい」と述べた。
その上で来年4月1日から自転車乗車時のヘルメット着用が全ての年齢層で「努力義務」になることについても指導を求めた。
下地会長は「皆さんの受賞は宮古の誇り。観光客のスピードの出し過ぎが見られ、飲酒運転の根絶ができない状態であり、ことしに入って死亡事故も起きている。そのなか賞をいただいたことで交通安全への意識が高まる宮古島になってほしい。今後も皆さんの力を借りながら安全意識を高めていきたい」と述べた。