
カンボジアへの4泊5日 女性の国際視野拡大を 女性の翼の会 海外研修参加者募集中 期間は6月27日まで
(一社)沖縄県女性の翼の会は、2025年度沖縄県女性海外セミナー「女性の翼」第42期事業の参加者を募集している。県在住、在勤、在学の25歳以上65歳の女性が対象で募集人員は15人。本研修はカンボジア王国プノンペンとシェムリアップの2都市で行われ博物館見学や交流、視察などを通じて国際的視野と男女共同参画意識を高めることを目的とし、帰国後の地域貢献も求められる。募集期間は6月27日まで。
同事業は県の女性を海外に派遣し、公的機関や女性の社会活動、教育、労働、福祉、環境、人権等の視察研修、制度の調査などを通して男女共同参画社会の実現を図り「平和で活力に満ち潤いのある沖縄県づくり」に貢献する国際的視野を持つ女性リーダーの育成および資質の向上を図ることを目的としている。
選考は書類審査と面接により行われ、事前に8月9と10両日に2回、事後に1~2回の研修を受けることになる。参加費は一人あたり29万8500円程度。
本研修は9月10~14日の4泊5日。初日は那覇空港から大韓航空で出発し、プノンペンへ。翌日からはプノンペン市内での活動、ポルポト虐殺記録博物館や国立博物館の見学、さらに世界遺産アンコールワットでの見学、JICAが紹介するNPOとの交流が予定されている。また、病院見学など地元の文化に触れる機会も豊富に用意されている。
面接および事前事後研修等に要する費用、渡航手続き、旅行保険(任意保険上積み分)その他個人の負担に属する費用は本人の負担。
応募資格は①4月1日現在沖縄県内に在住、在勤または在学する満25歳以上65歳未満の女性。性自認を女性とする者も含む②男女共同参画問題に関心があり、帰国後その成果を生かし将来にわたって男女共同参画の実現に向けて活動ができる者③これまで同事業に団員として参加したことがない者―となっている。
提出書類には男女共同参画についてなどの小論文が求められる。提出書類および詳細は同法人ウェブページにて記載されている。
提出先および問い合わせは県三重城合同庁舎5階・(一社)沖縄県女性の翼事務所(℡098・917・4677 FAX098・917・4688 Email:tsubasa.okinawa@theia.ocn.ne.jp)まで。