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第33回支部総会を開催した =10日、ヒルトン沖縄宮古島リゾート

地域と企業の連携 県同友会 宮古支部総会で一新 資金調達、人材育成TSも 新支部長に友利氏

 (一社)県中小企業家同友会宮古支部は10日、平良久貝のホテルで第33回支部総会を開催した。2024年度の活動報告や決算報告、25年度の活動方針および予算案が審議され、支部役員の改選も行われ新支部長に友利博明氏を選出した。役員らは引き続き「地域に根ざした企業経営」の推進を確認。第2部のトークセッションでは3人の有識者が登壇し、その後開かれた懇親会では会員らの親睦を深めた。
 同支部のスローガンは「同友会での学びの実践で地域の課題解決を!~行動と連携で会社と地域を変える~」となっており、会員企業経営者らが集い、地域と企業の課題解決に向けた議論が交わされた。
 総会で砂川前支部長は「経営者が本気で社員と向き合い、人としての成長を支え合えるような『人が育つ会社づくり』が大切。その中で社員が生き生きと働ける環境ができ、業績向上へとつながる」と語り「今後も地域社会と中小企業の発展のために活動を活発にしていけたら」と開会のあいさつを述べた。
 25年度の活動方針として、会員企業が成長する企業づくり、企業が連携する地域づくり、組織の強化と活性化を図る同友会づくり―などを審議し、原案通り承認した。
 続く第二部のトークセッションでは、「中小企業の経営課題とその解決にむけて」をテーマに、沖縄振興開発金融公庫の大城一也宮古支店長、大宮工機の宮城光秀社長、友利支部長が登壇。それぞれの立場から中小企業が直面する資金調達や事業承継、人材育成などの課題と展望について意見を述べた。
 その後開かれた懇親会では新役員紹介も行われ、会員間の親睦と情報交換が図られ、地域経済の発展と中小企業の成長に向けた決意を新たにした。
 新役員は次の通り。
 ▽支部長=友利博明(先嶋産業)▽副支部長=砂川智子(楽園の果実)▽幹事長=愛川直樹(アナタビ宮古島)▽幹事=三浦宏(はやて)、岡村憲朋(タカバシラ)、神里裕丈(みやこ福祉会障害者就業・生活支援センターみやこ)、宮國さやか(楽技建)、西川卓治(ブルーファーム)、砂川幸男(ひろし不動産)、羽地克也(にぬふぁぶし)、吉澤真次(りっぷる)、宮国美奈子(富士自動車)、上地和彦(農事組合法人まるごと宮古島)、柿本節子(リゾートライフ)、上地隆徳(富士製菓製パン)、上地成人(宮古自動車学校)▽会計監査=渡辺忠(税理士法人レッドサポート)、西川一男(MCコーポレーション)(敬称略)

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