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総合上位の選手らの表彰が行われた =JTAドーム宮古島

熱戦から一夜明け「強人の後夜祭」 健闘たたえ上位入賞者表彰 地元食材で祝宴、ふれあう

 第39回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市ほか)の熱戦から一夜明けた21日、JTAドーム宮古島で上位入賞者の表彰式&ふれあいパーティーが開かれ、初出場で総合優勝に輝いた古谷純平選手(東京都・33)と、女子初出場で見事優勝を飾った平柳美月選手(東京都・32)に優勝楯と大会長杯などを授与。また総合や競技別など各部門別の上位入賞者も表彰され、会場には選手やボランティア、大会関係者らが集い、レースの余韻に浸りながら互いの健闘をたたえ合い、来年の再会を誓い合った。

女子の2位、3位は欠席したが8位までの選手が表彰された


 表彰式は午後3時から行われ、大会長の嘉数登市長は「宮古島の暑さを乗り越えられたことは、皆さまの成長につながったのではないか。完走できなかった選手の皆さまも、今大会を糧(かて)として次回大会で果たしてほしい。来年は節目となる40回大会を迎える。今後も皆さまに愛される大会にすることを約束し、たくさんの方に出場してほしい」と選手らをねぎらい、大会運営を支えた関係者や沿道で声援を送った市民、協賛企業らへ感謝を述べた。
 舞台には上位入賞者が上がり、記念撮影も行われ、華々しい雰囲気に包まれ互いの健闘をたたえた。
 総合優勝を果たした古谷選手、女子優勝の平柳選手に嘉数大会長から優勝楯と大会長杯が授与され、また内閣総理大臣杯、県知事杯、NHK沖縄放送局長杯に加え、新しく設けられた飯田産業杯が授与された。副賞として航空券なども贈られた。
 引き続き、ふれあいパーティーも行われ、日本トランスオーシャン航空(JTA)の野口望社長が乾杯の音頭を取り、男女各年代別上位1~3位、種目別特別賞、県勢・宮古勢男女別上位選手、最高齢完走者の洲鎌菜保子さん(宮古島市・65)など、各部門で活躍した選手たちも表彰し、賞状や副賞が贈られた。
 会場には大勢の選手、競技役員らが詰めかけ、選手たちの活躍をたたえて祝杯を上げるなど感動のドラマの余韻に浸っていた。
 また、用意された寿司、オードブルのほかマンゴーやメロンといった宮古島の特産品を味わいながら、来年大会での再会を誓い合っていた。

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