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初優勝した男子の下地学区 =15日、市陸上競技場

男子下地が初優勝 全宮古駅伝大会 女子上野13年ぶりV 代表選手がレース競う

 上地伸栄旗第74回全宮古男子・立津工芸社旗第17回全宮古女子駅伝競走大会(市陸上競技協会主催)が15日、市陸上競技場発着で行われた。男子は15学区が出場し8区間で競った結果、下地学区が1時間12分41秒で初優勝した。女子は10学区が7区間で競った結果、上野学区が52分36秒で13年ぶりの優勝を果たした。小学、中学、高校、一般がタスキをつなぐ駅伝大会は師走のレースとして定着しており、学区代表で出場した選手たちは沿道の声援を受けながら健脚を競った。

13年ぶりの優勝を果たした女子の上野学区


 開会式で主催者の池村清和会長が「きょうは駅伝日和に恵まれた。学区の名誉をかけてタスキに思いを託し、師走の風の中を走ってほしい。皆さんの一生懸命な姿が沿道に感動を与える」とあいさつ。選手を代表して東学区の根間大貴選手が宣誓した。
 男子のレースは午後1時にスタートした。下地は1区で5位、2区で9位に下がったが3・4・5区で追い上げ、6区でトップに立つとそのままゴールした。宮古と北山の高校駅伝部所属の高校生4人が力を発揮し、初優勝に導いた。東は4区でトップに立ったが下地に逆転されて2位となった。3位は前半最下位から追い上げた福嶺が入った。
 5区を走った高校生の根間治寿選手は「小学生の区間が思ったより遅れたが、5区(高校・一般)からの区間で挽回できて優勝できた。6区で東を抜いた時にいけると思った。中学校の駅伝メンバーと優勝できてうれしい」と語った。
 女子は午前11時半にスタートした。上野は3区でトップに立つと独走となり、安定した力を発揮してゴールした。東は1区で6位と遅れたが、その後追い上げて2位となり、3位には多良間が入った。
 上野学区の宮國裕充監督は「小学、中学、高校、一般とまとまったチームで優勝できた。前半の小学生や高校生2人も頑張った。予想通りのレースをしてくれた」と選手たちをたたえた。
 チームを引っ張った中学生の渡真利彩菜選手は「前から優勝したいと思っていたので良かった」と笑顔。自身については「1位でタスキを渡すことと区間賞を取ることができて良かった」と話した。県選抜されている都道府県駅伝大会に向けては「(出場の)選手に選ばれるように練習を頑張りたい」と意欲を見せた。
 結果は次の通り。
【男子】優勝=下地学区1時間12分41秒▽2位=東学区1時間14分50秒▽3位=福嶺学区1時間16分41秒▽4位=西城学区1時間18分10秒▽5位=佐良浜学区1時間18分24秒▽6位=上野学区1時間18分39秒
 【男子区間賞】1区(小学生1・5㌔)=高江洲大夢(多良間)5分11秒▽2区(小学生1・5㌔)=川満光輝(狩俣)5分31秒▽3区(中学生2㌔)=下地飛右馬(南)、長濵琉久(西城)6分47秒▽4区(中学生3㌔)=山下裕翔(北)10分38秒▽5区(一般・高校5㌔)=瑞慶覧伸哉(福嶺)15分50秒▽6区(一般・高校3㌔)=伊佐孝明(福嶺)9分38秒▽7区(一般・高校2㌔)=下地朔(下地)6分06秒・区間新▽8区(一般・高校3㌔)=源河開偉(福嶺)9分36秒・区間新
【女子】優勝=上野学区52分36秒▽2位=東学区54分51秒▽3位=多良間学区55分08秒▽4位=西辺学区56分12秒▽5位=鏡原学区57分56秒▽6位=西城学区59分07秒
【女子区間賞】1区(小学生1㌔)=赤嶺理愛(西辺)3分37秒▽2区(小学生1㌔)=伊波那奈(西城)3分46秒▽3区(中学生2㌔)=渡真利彩菜(上野)7分41秒▽4区(高校・一般2㌔)=狩俣栄美(東)8分31秒▽5区(高校・一般3㌔)=橋本楓(上野)11分17秒▽6区(中学生2㌔)=村山結里(城辺)7分39秒▽7区(高校・一般2㌔)=本村琴美(多良間)8分37秒

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