宮城(男子)、谷中(女子)初V 第3回17ENDハーフマラソン 1400人余が走る 景色楽しみ、完走に笑顔
スカイマークプレゼンツ第3回「宮古島市17ENDハーフマラソンin伊良部島」(同実行委員会主催)が10日、平成の森公園発着で行われた。A(21㌔)、B(7㌔)、C(2㌔)の3コースに1495人が出場。Aコース男子は宮城保俊=南城市=が1時間24分16秒、Aコース女子は谷中千華=宮古島市=が1時間35分01秒でそれぞれレースを制した。スタート時小雨となったレースの参加者は声援を受けながら走り、完走に笑顔を見せた。
今大会には島内外からAコース695人、Bコース496人、Cコース304人が出場。早朝から集まった参加者は体を動かしながらスタートを待ち、1年ぶりの再会に「頑張ろう」と声をかけ合う姿も見られた。
午前7時45分から行われたAコースの開会式で大会長の座喜味一幸市長が開会宣言で「きょうは天気も良くなり海が輝くと思う。コバルトブルーの海を大いに楽しみ、感動しながらそれぞれの目標に向かって頑張ってほしい」とあいさつした。
このあと頑張ろうを三唱し、参加者が高々と拳を上げた。午前8時にスタートし、下地島外周道路から通り池周辺で折り返し(第1地点)、佐和田の浜、白鳥崎西海岸公園先で折り返し(第2地点)のコースで走った。
男子は宮城が前半4位から順位を上げて残り5㌔でトップを追った。最後1㌔で追い抜いてゴールを決めた。「最後まで諦めずに走った。59歳で優勝できたのがうれしい」と話した。
女子はスタートから谷中がトップに立った。「12㌔までは楽に走れたが白鳥岬付近でつらくなったが何とか足を動かした」と振り返り、優勝には「うれしい」と笑顔を見せた。
同マラソンは、風光明媚(ふうこうめいび)な伊良部島・下地島の自然の醍醐味(だいごみ)を満喫し、健康の増進と体力の向上を図りスポーツによる観光振興と地域活性化に寄与することを目的に開催している。
各コースの入賞者は次の通り。
【男子Aコース(21㌔)】①宮城保俊(南城市)1時間24分16秒②鈴木章弘(千葉県)1時間24分37秒③池原慶昭(宮古島市)1時間26分26秒【同Bコース(7㌔)】①大久保良平(宮古島市)26分33秒②中野渡匠舞(宮古島市)28分11秒③高島己藍(宮古島市)29分44秒【同Cコース(2㌔)】①徳永虹太朗(宮古島市)9分12秒②徳永幸喜(宮古島市)9分12秒③宮国英士(宮古島市)9分51秒
【女子Aコース(21㌔)】①谷中千華(宮古島市)1時間35分01秒②塚本恭子(多良間村)1時間38分47秒③太田麻衣子(東京都)1時間51分58秒【同Bコース(7㌔)】①下地凛(大阪府)34分16秒②井上百々子(埼玉県)34分38秒③宮國朱璃(宮古島市)35分10秒【同Cコース(2㌔)】①萩原咲舞(宮古島市)11分13秒②山本久依(愛知県)11分25秒③前里しづく(宮古島市)12分01秒