• HOME
  • 記事
  • 社会・一般
  • 質の高いサービスを 安全運転の重要性求める 県ハイヤー・タクシー協 24年度乗務員研修会
あいさつする下地支社長(右) =市未来創造センター

質の高いサービスを 安全運転の重要性求める 県ハイヤー・タクシー協 24年度乗務員研修会

 県ハイヤー・タクシー協会宮古支部(下地隆之支部長)は3日、2024年度第36回タクシー乗務員研修会を市未来創造センターで行った。今回は午前と午後に実施。市内タクシー会社の乗務員が多く参加し、大同火災海上保険の中村真悟宮古支社長、宮古島警察署の石川光司交通課長、同協会の與那城正教育指導係長による交通安全講話を受けた。
 同研修は市内のタクシー乗務員の資質向上を目的に毎年行われており、配車アプリ「DiDiタクシー」などのライドシェアに負けないタクシー運行の質を高めることを目指している。今回は午前と午後の2部制での実施となった。
 下地支部長は研修開始前のあいさつで「世間ではライドシェア導入の機運が高まっているが、質という部分で負けてはいけない。この研修を今後の乗務にぜひ生かしてほしい」と話した。
 午後の部で石川課長はまず、直近6年の宮古管内における人身事故、物件事故件数などを説明。本年の死亡事故件数が9月末時点で3件となり、昨年の1件、一昨年の2件と比べ、すでに上回っているというデータを示した。
 また、交通事故の多くが交差点での安全不確認であると伝え「どんな時でも確認を怠らないで」と強く求めた。
 本年度従業員表彰式も講話終了後に行われた。
 表彰者は次の通り。(敬称略)
【永年勤続表彰の部】花城米三(まるちく)、前里長春(みなとタクシー)
【15年以上表彰の部】垣花登(太平タクシー)
【10年以上の部】西平雄二(まるちく)、謝花弘信(丸多タクシー)
【5年以上の部】下地勝(まるちく)、平良廣健(同)、大嶺安男(みなとタクシー)、下地隆聖(太平タクシー)

関連記事一覧