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嘉数市長、宮城教育長を訪ねた宮古豆記者団 =市役所・市長応接室

小中学生、首都圏を取材 豆記者交歓会 学びへ旅立つ6人が抱負

 第60次沖縄県豆記者交歓事業に参加する宮古地区の小中学生6人が出発を前に24日、市役所に嘉数登市長と宮城克典教育長を訪ね、東京での取材活動への意気込みを語った。嘉数市長は「選考を突破した優秀な皆さん。総理大臣との面会は貴重な機会。沖縄や宮古について積極的に質問を」、宮城教育長も「豆記者事業は1962年に宮古島から始まった。記念すべき60回目にふさわしい活躍を期待している」とそれぞれ激励した。
 宮古豆記者交歓会の濱川成共会長は「これまで全国から718人が豆記者として参加し、今年は宮古から6人が島のPRや取材に臨む。市の補助もいただき感謝している。コロナ禍を経て、今回は東京のみの取材だが、継続して学びを深めていきたい」とあいさつした。
 6人の豆記者は順に自己紹介と抱負を明かし、そのうち上地健太さん(北中2年)は「宮古では学べないことを日々の生活に活かしたい」、吉浜愛夢さん(伊良部中2年)は「普段関わらない人と交流し、新たな考えを得たい」とそれぞれ語った。
 仲間聖恵さん(城辺小6年)は「学んだことを学校に持ち帰り、新しいイベントにつなげたい」と意欲を見せたほか、「積極的に話せるように頑張る」「自分の意見に自信を持って伝えられるようになりたい」などと豆記者団は話し、決意を新たにした。この後、市長室を見学し、記念撮影などを行った。
 宮古豆記者一行は今月29日から8月1日まで上京し、国会議事堂や内閣総理大臣官邸、赤坂東邸などを訪問する予定で、今後の取材成果は帰島後に発表されるとのこと。
 参加するのは次の皆さん。
 ▽上地健太(北中2年)▽下地陽菜乃(伊良部島中2年)▽長濱彩(伊良部島中2年)▽吉浜愛夢(伊良部中2年)▽又吉悠迅(久松小5年)▽仲間聖恵(城辺小6年)(敬称略)

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