
「監督と弟子」(1位リーグ)優勝 チームワークの勝利 宮古島ビーチバレー大会
「宮古島ビーチバレー大会2025」(宮古島ビーチバレー連盟主催)は25日、下地の与那覇前浜ビーチで男女混成4人制の決勝トーナメントが行われた。熱戦の結果、1位リーグトーナメントはチーム「監督と弟子」が優勝を果たした。準優勝はムエタイ、3位は日本体育大学A。24日に開幕した同大会には島内外から54チームが出場し熱い戦いを繰り広げた。砂浜を会場にしたコートで選手らが楽しみながらプレーし、チーム関係者らが声援を送った。

優勝した監督と弟子チームのメンバーは豊田健人さん、小柳裕暉さん、水上花野さん、三本麻朝さん。千葉県のビーチバレー施設で別々のチームでプレーしているが、宮古島大会には仲の良い4人が一緒のチームで出場した。
豊田さんは4回目の出場で今大会は小柳さんらに声を掛けた。「初めて出た大会は準優勝で悔しい結果に終わり、リベンジと思った次の年が3位、昨年はベスト8で敗退した。今年は狙っていた優勝をすることができた」と話した。
試合には「みんなでミスを補いながら頑張った。チームワークで勝った」と振り返った。
小柳さんは「ビーチバレーはもちろん宮古島に来るのは初めて。いい場所で優勝することができたので良い一日だった」と笑顔を見せた。
決勝トーナメントが行われた2日目の1位リーグトーナメント決勝では「監督と弟子チーム」と「ムエタイチーム」が対戦した。互角の戦いを見せた試合は熱戦の結果、監督と弟子チームが勝った。
賞金商品総額は50万円。1位リーグトーナメントは優勝20万円、準優勝10万円、3位5万円が贈られた。2位リーグトーナメントは優勝8万円、準優勝5万円、3位2万円が贈られ、3位リーグトーナメントの優勝チームには商品券が提供された。
表彰式であいさつした下地晃大会長は「素晴らしいパフォーマンスと皆さんの友情の和、元気溢れる熱気は最高。今後も皆さんに寄り添いながら大会を盛り上げていきたい」と述べた。
顧問の砂川恵助さん(市スポーツ協会会長)は選手たちの頑張りをたたえ、「素晴らしい試合を見せることでビーチバレーの人口が増える。来年も素晴らしい大会になるよう協力をお願いしたい」と呼び掛けた。
結果は次の通り。
【1位リーグトーナメント】優勝=監督と弟子▽2位=ムエタイ▽3位=日本体育大学A
【2位リーグトーナメント】優勝=社畜と愉快な仲間たち▽2位=お肉ダイスキ▽3位=デスターシャ
【3位リーグトーナメント】優勝=パンどろぼう