
54チーム勝利へ熱戦 ビーチバレー開幕 25日、決勝トーナメント
「宮古島ビーチバレー大会2025」(宮古島ビーチバレー連盟主催)が24日、下地の与那覇前浜ビーチで開幕した。男女混成4人制に54チームが出場し、予選グループ戦で熱戦が展開。白い砂浜を会場にした試合は6コートで行われ、仲間らとチームを組んだ選手たちは勝利を目指し楽しみながらプレーした。主催者の下地晃大会長は「ビーチバレー競技を通じて交流と親睦を深め、記憶に残る素晴らしい大会になることを願っている」とあいさつ。午後6時からは下地農村改善センターで「ふれあい交流パーティー」も行われた。最終日の25日は決勝トーナメントまでを行い、優勝チームが決まる。

開会式では、下地大会長が「島内外から多くのチームがエントリーし、記念すべき第5回大会を迎えることができたのは選手の皆さんの情熱と温かい支援のおかげである」と感謝し、「白い砂浜のロケーションの中で観客を魅了する熱戦、笑顔を誘うプレーが繰り広げられることを期待している」と述べた。
来賓あいさつでは沖縄県ビーチバレーボール連盟の新城武会長、嘉数登市長(代読・砂川朗副市長)が選手たちを激励した。
日本バレーボール協会の川合俊一会長もあいさつし、「(市が主催していた)25年前から来ており、その後間があるがまた昨年から来ている。地域の方々が自ら大会を開催していることは大事である。今大会も自分たちが作った大会だと自信を持って楽しくプレーし、最後まで頑張ってほしい」と述べた。
このあと6コートで予選グループ戦が行われた。各試合では男女4人がチームワークでプレーし、レシーブからスパイクを打つ流れで好プレーを見せた。中にはサーブやレシーブがうまくいかず笑いを誘うプレーも見られた。
競技は予選グループ戦で各リーグの上位2チーム、下位2チームを決め、決勝は上位トーナメントと下位トーナメントが行われる。
大会にはスキージャンプの葛西紀明選手ら土屋ホームスキー部のメンバーも出場して大会を盛り上げた。試合前には大会関係者に声を掛けられて笑顔で話す姿も見られた。