• HOME
  • 記事
  • 社会・一般
  • 宮古島から台湾へ初の直行便 下地島空港 8月から週2便運航 特別プロモで50%オフも
運航するエアバス321neo機(提供資料から)

宮古島から台湾へ初の直行便 下地島空港 8月から週2便運航 特別プロモで50%オフも

 下地島空港エアポートマネジメント(SAMCO)は7日、台湾のスターラックス航空が8月22日から10月25日までの期間、宮古島(下地島空港)と台北(桃園国際空港)間に新たな直行便の就航が決まったと発表した。宮古圏域から台湾への初の直行便となり、週2回の運航を予定。また、初便の予約に利用できるプロモーションコードを提供し、5月31日までのプロモーション期間中は特別割引が適用される。
 発表された運航スケジュールによれば、宮古島と台北間には1時間の時差がある点も考慮され、下地島空港が午前11時55分発、桃園は現地時間の午前8時35分発で火曜日と金曜日の週2便を設定。これまで乗り継ぎが必要だった両地間の移動時間が大幅に短縮され、約1時間30分での移動が可能となる。
 下地島空港では4月時点でスカイマークの羽田、神戸、那覇の国内路線と、ジンエアーのソウル(仁川)の国際線路線を運航。期間(6月20日~9月30日)限定の福岡と24年10月から運休中だがジェットスターの成田に加えて6月27日から香港エクスプレス再開も予定されている。
 この新規開設は、スターラックス航空が日本から台湾へにおけるネットワーク拡大戦略の一部であり、宮古圏域と台湾を直接結ぶことで、両地域間のアクセス向上を図る。これにより、両地域間の観光やビジネスの交流を促進し地域経済への寄与が期待される。
 SAMCOの鶴見弘一代表は「官民一体となってこれまで行ってきた誘致活動のおかげで台湾への直行便が実現し、大変うれしく思う」と述べ「数年前の署名活動にご協力いただいた島の皆さまをはじめ、就航へご尽力いただいた関係各所に感謝の意を表すとともに、継続して就航いただけるよう引き続き地域の皆さまと協力し、路線を盛り上げていきた」とコメントを寄せた。
 運航機材は188席のエアバス321neo機(ビジネスクラス8席、エコノミークラス180席)を使用。さらに同社では保有機材の拡充を進めており、今回の新路線開設もその戦略に沿ったもの。
 運賃は日本円でエコノミークラスは2万1115円から、ビジネスクラスは4万9215円からだが、31日までのプロモーション期間中には下地島発の片道運賃が50%引き、往復運賃が20%引きとなる特典も用意されている。
 航空券の予約や詳細情報は、QR先のスターラックス航空の公式ウェブサイトで確認できる。

関連記事一覧