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宮古島市子育て応援宣言する嘉数市長 =市役所・市民広場

子育てしやすい島へ一丸 市長「子育て応援宣言」 子どもの健全育成を推進 園児とこいのぼり掲揚

 宮古島市(嘉数登市長)では「こどもまんなか児童福祉週間」(5月5~11日)にちなみ、子どもたちが健やかに成長できる社会の実現を目指して24日、市役所敷地内の市民広場で「宮古島市子育て応援宣言」の発表式を開催した。発表式の後、こどもの日にちなんだこいのぼり掲揚式も実施され、市内28園から341人の園児が参加し。掲揚されると敷地内には子どもたちの歓声がこだました。

多くの園児らが鯉のぼり掲揚で歓声をあげた


 市では同週間に合わせ、地域全体で子育てを考える期間と位置づけており、少子化や子育て家庭の孤立が課題となる中、家庭、地域、行政、事業者が一体となって支援の輪を広げていくことの重要性が高まっている。今年度の標語は「いつだって まんまるまんなか こどもたち」。
 嘉数市長は「日本一子育てのしやすい島」を目指す強い意志が込められた宣言文を読み上げた。
 宣言後にはこいのぼり掲揚に加え、園児らによる踊りやプレゼント贈呈、写真撮影などの心温まるプログラムが用意され、地域ぐるみで子どもたちを祝福した。
 嘉数市長は「すべての子どもが愛され、希望を持って成長できる環境づくりを進めたい」と述べ、今後も市民の理解と協力を得ながら、誰もが子育てしやすいまちづくりを推進していく方針だ。
【宮古島市子育て応援宣言】
 宮古島市の豊かな自然の中で、こどもたちが健やかに成長することは市民みんなの願いです。
 こどもは将来の宮古島市の未来を築くかけがえのない存在であり、安心してこどもを生み育てることのできる環境をつくり、こどもの健やかな育ちと子育て世代を地域で支えていくことは、わたしたちに市民みんなの大切な使命です。
 そのため、宮古島市として子育て支援により一層注力していくとともに、家庭や地域、事業者、行政が総力を挙げ一体となって子育てを支え、未来を担うこどもたちが将来にわたって宮古島市に住み続けたいと思えるような「日本一子育てのしやすい島を」を目指すことを、ここに宣言します。

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