野口JTA社長の乾杯でふれあいパーティーは始まった =JTAドーム宮古島・アリーナ

選手の挑戦をたたえる宴 笑顔でねぎらい「また来年」 次回大会での再会約束

 第39回全日本トライアスロン宮古島大会の締めくくりとなる「ふれあいパーティー」が21日、JTAドーム宮古島で盛大に開催された。スイム、バイク、ランの3種目を完走した選手たちは、興奮の余韻を残しながら会場に集い、互いの健闘をたたえ合った。会場には地元食材を使った郷土料理が並び、選手たちは疲れを癒やしつつ、仲間との交流を深めた。
 パーティーは上位入賞者の記者会見の後に行われ、大会関係者や特別協賛企業の代表者らも多数出席。選手たちの挑戦をたたえ、盛会となった。
 乾杯の音頭は、日本トランスオーシャン航空(JTA)の野口望社長が務め、「ことしも今大会が大成功に終わりとてもうれしい。選手の皆さんがこれだけの長い距離を経て、ゴールするのは大変感動した。また、沿道で応援してくれた地元の方々など、観光が色んなところで感じられる大会となったと思う」と述べた。
 選手たちは泡盛やビールを手に乾杯し、郷土料理を味わいながらレースの思い出を語り合った。
 会場には寿司やサンドイッチ、オードブルなどが並び、「楽園の果実CAFE」や「みゃーくの味加工推進協議会」らもブースを設け、料理やお酒をふるまった。
 今大会で12回目の出場となる森山秀ニさん(大阪)は「おいしい料理と素敵な舞台で歓迎してもらいとても楽しかった。また来年も出場したい」と笑顔を見せた。
 乾杯後には年代別や種目別、特別賞の表彰も行われ、大会を振り返るダイジェスト映像も放映された。
 また、アトラクションとして、宮古島出身の冨十みとさんが所属する、アイドルグループ「BOCCHI。」、宮古島のPRIユニット「アーウィン&キーツ」が舞台に立ち、「オジー自慢のオリオンビール」などを熱唱し会場を盛り上げた。
 最後は参加者全員で「漲水のクイチャー」を歌い踊り、宮古島の夜は熱気と笑顔に包まれ、選手らは次回大会での再開を誓った。

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