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2025年度活動計画などを承認した定期総会 =宮古農村青少年教育センター

地域就農の活性化挑む 会員の加入促進図る 就農青年ク連絡協議会 25年度事業計画など承認

 宮古地区就農青年クラブ連絡協議会(久貝洸平会長)の2025年度定期総会が16日、宮古農村青少年教育センターで行われた。24年度活動実績・収支予算、25年度活動計画・収支予算案について審議し、原案通り承認した。役員改選では久貝会長が再選され、副会長には砂川寛希さんが就いた。同クラブ組織は「就農青年の絆を深め、生産技術を高め、地域農業の活性化に挑め」の目標で活動を実施している。
 総会は久貝会長の開会ことばで始まり、24年度活動実績は資質向上研修会(バガスの活用、ビニル張り器具実演視察など)、新規就農サポート講座「新規就農体験」講師、先島交流、野菜苗づくり研修、宮古の産業まつり出展、食育活動・収穫支援などの説明があった。
 宮古地区のほか県連の県農業青年クラブ連絡協議会の定期総会、九州・沖縄地区青年農業者会議への参加も報告した。
 県青年農業者会議では、意見発表の部で田村快さんが「就農青年クラブに入ろう~農業は一人ではできない!仲間と一緒が楽しいね!~」、PJ発表の部では上地元氣さんが「マンゴー栽培におけるハウスの谷間自動開閉による省力化技術の検証」でそれぞれ発表した。
 25年度の活動方針は▽青年農業者相互のネットワーク拡充と新会員の加入促進を図り、組織活動の活性化に努める▽地域農業の活性化に向けて地域イベントへの参画を推進するとともに「安全・安心な農産物販売」を通して消費者との交流を図る―などを掲げた。
 活動は資質向上研修会(土づくり概論、天敵導入など)、農業生産に係る一斉防犯パトロール、多良間村会員との交流会、食育活動支援、野菜即売会などに取り組む。
 議案審議のあと宮古島市の砂川丈晴農政課長、県農業研究センター宮古島支所の比嘉基晶支所長が激励のあいさつを述べた。
 25年度役員は次の通り。
 会長=久貝洸平▽副会長=砂川寛希▽会計=玉寄正希▽監査員=野崎雅、新里拓也

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