
退職辞令交付後に嘉数市長らと記念撮影
=市役所
市発展の尽力へ感謝 24年度退職者に辞令交付
宮古島市(嘉数登市長)は31日、市役所2階大ホールで2024年度退職辞令交付式を行った。嘉数市長らが合併前、合併後の宮古島市で長年に亘り業務に取り組み市発展に尽くしてきた退職者一人ひとりに辞令を交付し、労をねぎらい花束を贈った。
24年度は60歳到達による退職が5人、定年退職が9人の計14人。市長部局は11人、教育委員会は2人、消防は1人となっている。
退職者に辞令交付したあとあいさつした嘉数市長は「市の発展に努力を重ねられたことに感謝申し上げる。これまで大変なご苦労があったかと思うが一方でやりがいもあったかと思っている。人生を例えて『重荷を負うて遠き道を行くがごとし』と言われる。長い方で30数年にわたって公務員生活を送ってきたが、これまでの経験は無駄にはならない。今後はご自身の時間を大事に過ごしてほしい」と激励した。
退職者を代表して仲宗根美佐子さんが支えてくれた家族、友人や同僚らに感謝の言葉を伝え、「これから家庭でゆっくりする者、新たな職場で働く者、再任用職員として仕事を続ける者とそれぞれの道を歩むが自分が選んだ場所で自分らしくこれからの人生を歩んで行くよう精進を続けていきたい」と述べた。