
U12開幕、熱いプレー やびじ交流サッカー 島内外24チーム出場 平一FCなど進む
市制20周年記念・宮古サッカー協会50周年記念「2025やびじ交流サッカー宮古島大会」U12の試合が29日、陸上競技場と前福多目的運動場で開幕した。30日まで島内8チーム、島外16チームの計24チームが熱戦を展開している。初日は予選リーグで各チームの選手たちが勝利を目指して熱いプレーを見せた。結果、各組1位のトーナメントには平良第一FC、マラガCF大阪、ゼルバSCなど8チームが進んだ。

市陸上競技場で行われた開会式には24チームの選手、監督や大会関係者が参加した。
主催者代表あいさつは市スポーツ協会の砂川恵助会長が「選手の皆さんは監督、コーチの指導でそれぞれの目標に向けチームメイトと共に厳しい練習を重ねてきたと思う。その磨き上げてきた技術と精神力を発揮していただきたい」と述べ、ハツラツとした全力プレーに期待した。
嘉数登市長は「さまざまな地域から参加のチームとの試合や交流を通して宮古島の魅力を感じていただける機会となることと選手の皆さんには練習の成果を発揮してベストを尽くし、大会を盛り上げてほしい」と激励した。
設立50周年を迎える同協会には「先島親善大会の立ち上げや社会人リーグの発足、少年チームの育成など競技の普及に取り組まれてきた。役員や指導者らの尽力で県内でもサッカー競技が盛んな地域として発展してきた」とたたえた。
選手を代表し、マラガCF大阪キャプテンの神岡大喜選手が「たくさんの支えに感謝を忘れず自分を信じ、フェアプレイの精神を持ちながら対戦相手、審判、応援してくれる人にリスペクトの気持ちを持ちながら全力で挑みたい。勝っても負けても互いに称え合い、この大会が僕たちのかけがえない思い出になるよう笑顔でプレーすることを誓います」と宣誓した。
U12予選リーグの試合は陸上競技場の2コート、前福多目的運動場の2コートで行われた。陸上競技場のAコートは平良第一FC対ClubAtletico愛知、Bコートは沖縄宮古南FC対ロクFCの試合で始まった。各コートでは選手たちが熱きプレーを見せ、パスをつなぎシュートを決めていた。
熱戦の結果、30日の各組1位トーナメントには平良第一FC、マラガCF大阪、INDEPENDINETE JAPAN MIYAKOJIMA、ゼルバSC、FC護佐丸、宮田FC、とみしろGMC、久松FCの8チームが進んだ。