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受講生ら学び成果披露 長寿大学修了式 琉球舞踊、三線など発表 クラフトなど作品展示も

 2024年度長寿大学修了式・発表会(主催・宮古島市社会福祉協議会)が21日、マティダ市民劇場で行われた。琉球舞踊や日本舞踊、三線、大正琴、フラダンスなど25講座の受講生らが学んだ成果を披露した。発表では講師も一緒に演奏する姿が見られた。今年度から新たな講座として平良本校で行われた「ちょこっと社交ダンス入門」の受講生らはステップダンスやマンボを披露した。会場では市民らが笑顔で生きいきと披露する舞台を楽しんだ。 

発表会では多くの市民らが楽しんだ


 修了式で主催者あいさつした野原勝会長は「長寿大学は地域のみなさんが健康で充実した生活を送るためにさまざまな学びの機会を提供している。目指すところは年齢に関わらず学びの喜びを感じながら心身ともに豊かな日々を送っていただくことである。毎回の講座に真摯に取り組んでおり、その成長に大変励まされている。日々の頑張りが生きる力となり周囲にも良い影響を与えている。今後もさらに充実した学びの時間を共に過ごしていこう」とあいさつした。
 嘉数登市長(代読)、市老人クラブ連合会の上原正行会長が来賓あいさつで受講生を激励。受講生を代表して日本舞踊講座(池間分校)の勝連美保子さんが長寿大学で学ぶ喜びなどを語った。
 発表会の第一部は平良本校の歌声で始まり、講師の宮国貴子さん指揮で「宮古島市歌」、「芭蕉布」を披露した。大正琴(平良本校)は「古城」、琉球舞踊(平良本校)は「浜千鳥」、三線(下地校)は「なりやまあやぐ」。日本舞踊(上野)は「人生日和」、琉球舞踊(久松)は「豊年の歌」を披露した。
 第二部は三線(平良本校)の「かぎやで風節」で始まり、フラダンス(平良本校)の「プアマナ」、日本舞踊(伊良部校)の「人生」などが披露された。
 ロビーではバッグ、ペットボトルホルダー、カゴなどのクラフトや苔会、初めてさんの革工芸の作品が展示披露された。会場で足を止めた人たちは苔作品を熱心に観ていた。その傍では合気道講座の動画放映もあった。

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