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祝賀会で祝福を受けた受賞者ら =JAおきなわ宮古地区本部大ホール

生産農家金賞など祝う 上地美香さんら受賞 県野菜品評会野菜産地活動 創意工夫部門は友利さん

 「第32回沖縄県野菜品評会及び野菜産地活動表彰受賞祝賀会」(宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会主催)が7日、JAおきなわ宮古地区本部2階大ホールで行われた。市や県、JAおきなわ、生産農家などがさやいんげん品目で金賞を受賞した上地美香さん(下地支部)ら12人、野菜産地活動の創意工夫部門で表彰の友利博明さんを祝った。宮古地区から品評会には32点の出品があり4点が金賞に輝いた。ゴーヤー部門では多くの宮古地区農家が金賞、銀賞、銅賞を占めた。
 県野菜品評会では、金賞は上地美香さん(さやいんげん)、伊志嶺一之さん(ゴーヤー、上野)、友利博明さん(とうがん、上野)、来間正博さん(ゴーヤー、下地)が受賞。銀賞は久貝宗之さん(ゴーヤー、平良)、上原博幸さん(とうがん、平良)、野崎幸子さん(メロン、城辺)、銅賞は池間義光さん(ゴーヤー、上野)、川満芳彦さん(ゴーヤー、上野)、砂川勝彦さん(ゴーヤー、城辺)、上地格さん(とうがん、下地)、宮良清さん(かぼちゃ、上野)が受賞した。
 主催者の下地堅士朗会長は「金賞、銀賞、銅賞に12点が受賞したことは大変大きな喜びである。野菜産地活動表彰は友利博明さんが受賞し、これらは関係機関の指導、受賞された方々の努力が評価された。受賞された方々を激励するとともにお互いに親睦を深め、これからも宮古地区野菜の生産拡大と組織活性化につなげていけるよう祝い歓談することをお願いしたい」とあいさつした。
 来賓の嘉数登市長は「多くの野菜が高い評価を受けたことは優れた技術と品質の高さの証である。この成果は他の生産農家にとっても大きな励みになる。受賞された野菜は質、量ともに安定しており、地域就農者や担い手農家にとっても大きな希望となるもの確信している」と祝福した。
 県宮古農林水産振興センターの平安名盛正所長(代読)、JAおきなわ代表の安谷屋行正専務理事も祝辞を述べた。
 受賞者を代表し上地美香さんが、仲間の生産農家や指導した関係機関に感謝の言葉を伝え「農業を取り巻く情勢は依然として厳しいものがあり、生産者は日々多くの課題に直面している。その中でも農業を担うものの一人として農業の持つ可能性を広く多くの分野に伝えていくためにも産地育成、担い手育成、組織活動への参加を今後も積極的に続けていきたい」と述べた。
 乾杯のあいさつもあり、舞台では踊りなど余興が披露された。

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