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大根踊りを練習する団員ら =城辺総合運動公園

切磋琢磨し「より迫力を」 東農大応援団初の宮古島合宿 9月2日、小学校と市役所で披露

 東京農業大学全学応援団(金森一紘団長・国際食料情報学部4年)の団員18人は27日に来島し、9月2日まで夏季合宿を行っている。29日は城辺総合運動公園での午後練習が公開練習となり、集まった報道陣の前で熱く、力強い鍛錬の様子を披露した。
 宮古島市と同大学は2013年に連携協定が締結されており、城辺福里には同大学宮古亜熱帯農場がある。コロナ禍が明け、かつての活気を取り戻しつつある宮古島をさらに盛り上げようという思いで同全学応援団初の宮古島合宿が決まったという。
 「押忍!」。張り上げられたあいさつが城辺の空に響き、この日の午後練習が始まった。団員の練習着は「全学応援団」と胸に刻まれた黒の半袖Tシャツで統一されていた。
 最初の練習メニューは両手に持った大根を高々と突き上げながら歌う「大根踊り(青山ほとり)」。指導役団員の厳しい叱咤(しった)も受けながら、大根に見立てた500㍉㍑のペットボトルを天に突き上げた。シャツの袖から覗く腕が真っ赤に日焼けした団員の姿もあり、合宿の過酷さを感じさせた。
 初の宮古島合宿を金森団長は「温かく自然にあふれ合宿に恵まれている」と評し、1年時より応援団に所属しているという田間鈴音さん(農学部3年)は「みんなで切磋琢磨(せっさたくま)しながら良い練習ができている。迫力をより増した私たちの演舞を市民の皆さんにも見てほしい」と話した。
 合宿最終日の9月2日には市役所、久松小学校、西辺小学校でリーダー公開(演舞披露)が予定されている。小学校は父兄や地域住民のみ招待されているが、市役所では一般公開されるとのこと。
 同応援団はリーダー部、チアリーダー部、吹奏楽部の3部で構成されており、延べ100人が所属。オホーツクキャンパスに支部を置き、本部は世田谷キャンパス、厚木キャンパス合同で活動している。

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