(左から)大嶺部長、吉井会長、池間委員長が2024年の海びらき開催を発表した =宮古島観光協会

31日「海びらき」集まれ 海族まつり2024開催へ 宮古の海、島内外へアピール

 2024年海族まつり「第46回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき(主催・宮古島観光協会)」が3月31日の日曜日に下地の与那覇前浜ビーチで今年も開催する。例年は4月第1日曜日に行っており、「一足早い夏の訪れ」を宣言するイベント。その狙いは東洋一の白い砂浜と透き通る宮古島の美しい海を島内外にアピールし、海浜を永久の観光として守り育み続け、海の安全祈願を願うことにある。今回はゲストに名護市出身のお笑い芸人パッション屋良さんを招き、イベントを盛り上げる予定となっている。
 7日、下地上地の同協会会議室で記者会見を行った吉井良介同協会長は「今回もいろいろなイベントを用意しており、島内の子どもたちや観光で来られた方々に楽しんでもらいたい」と話し、同席した大嶺宜之同協会青年部長と同イベント運営委員会の池間巧充委員長も「ぜひご来場ください」と口をそろえ呼び掛けた。
 海びらきは午前9時から海の安全祈願ニガイが行われ、神に仕える女性(ツカサ)たちが宮古の海の事故防止を祈願する。同10時からはオープニングとして男塾武ーDooが登場。その後吉井会長や座喜味一幸市長のあいさつが述べられ、プログラムが進む。
 同10時55分ごろからはリンクスタジオ、ブギウギスウィング、テマナオテラによるダンスステージ、パッション屋良さんがパフォーマンスで会場を盛り上げる。さらに正午に予定している初泳ぎ前に屋良さんはミス宮古島とのラジオ体操も実施する。
 海開き宣言・手旗宣言は大嶺部長のほか海洋少年団、みーや・うさまるらゲストも行い、滑り台付きのプール、宝探し、ビーチ相撲、しまぞうりとばし、ヨット試乗などがアトラクションとして用意されている。
 混雑緩和のため、下地野球場に駐車場を設置し、会場までシャトルバスを午前8時半から10分、15分おきに運行する予定となっている。
 詳細および問い合わせは同観光協会(79・6611)まで。

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