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幼稚園・小学校教諭や保育士、幼児教育関係者らが集まり公開保育が行われた =西辺幼稚園

西辺幼稚園で公開保育 円滑な幼小教育接続向け 幼児教育研究協議会

 県教育庁宮古教育事務所(平良吉嗣所長)は28日、2023年度の宮古地区幼児教育研究協議会を開催した。今年度は「幼児教育と小学校教育の円滑な接続推進」をテーマに、幼小接続の課題解決に向けて各セッションが行われた。

リズムに合わせて長縄跳びをする園児に感心のまなざしを送る幼児教育関係者たち


 午前は西辺幼稚園(与那覇淳園長)を会場に同園の仲地一美教諭による公開保育が行われ、市内各園から参加した教諭らが園児たちと仲地教諭のやり取りや、音楽に合わせリズミカルに長縄跳びを楽しむ園児たちの様子を熱心に観察した。
 多くの観覧者を前にした園児たちの様子を仲地教諭は「園児は学習発表会などを経験して自信をつけていたので緊張している様子はなかったが、いつもの『弾けた元気』とまではいってないかな」と話した。
 その後、西辺小学校視聴覚室に会場を移して今回の公開保育内容の説明を受け、参加教諭らによるグループ協議が行われた。
 午後は、島内の幼稚園教諭・保育士・小学校教諭が県宮古合同庁舎講堂に集い、2023年度幼児教育研究会研究報告書の発表と「『10の姿』を踏まえた子どもの発達や学びの連続性を保証する幼少接続」の協議を行ったほか、琉球大学教育学部講師の宮城利佳子さんによる指導助言と講話に、多くの教諭や保育士らが耳を傾けた。
 研究発表では、平一幼稚園の西田千鶴教諭から生活科で島の伝統行事の「十五夜」を学んだ平一小1年生が、同園に一緒に「十五夜祭をしよう」と呼びかけて始まった幼小交流の模様を紹介。西辺幼稚園の仲地教諭は、西辺小生徒が園児向けに実施した音読発表交流会を楽しんだ園児たちが、今度は自分たちが「ひよどり保育園で読み聞かせをする」と盛り上がって実現した保幼小交流を紹介。狩俣幼稚園の川田美希教諭は、園児の「みんなでバッタを飼いたい」との発言から園でのバッタ飼育が始まり、子どもたちが試行錯誤しながら「みんなで考えて行動した」ことで豊かな経験につながったと発表した。

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