選手募集会見を行う座喜味市長(左)と砂川会長(右) =市役所

あすから選手募集開始 トライアスロン 来年4月に第38回大会

 2024年4月14日に開催される第38回全日本トライアスロン宮古島大会(大会長=座喜味一幸市長)の選手募集会見が29日、市役所で行われた。申込期間は10月1~30日で、方法はインターネットのみ。定員は第37回から300人増の1500人で、地元枠100人を創設した。新型コロナの位置づけが5類に移行したことを受け、国外に住む人の参加も受け付ける。バイクの距離は前回と同じだが、ランは5㌔延長した。
 第38回大会の期日は4月14日の午前7時から午後7時まで。第37回のランは15㌔コース2周の30㌔だが、35㌔に変更。バイクは10㌔延長の133㌔とすることがいったんは決定されたが、第37回と同じ123㌔に戻された。パーティーについては安全面や選手の歓待などさまざまな議論があったが、開会式後と大会後の2回開催することを決定。前者ではアルコールの提供を行わない。
 座喜味市長は「宮古圏域の活性化を図るイベントとして実施してきた全日本トライアスロン宮古島大会も、名実ともに日本一の大会と言われるほどに成長した」と振り返った。
 市長は「海・風・太陽(てぃだ) 熱き想い 君を待つ」との第38回大会テーマを紹介。「日本全国はもちろん海外にも広く募集する。最高のステージを用意し、万全の体制で取り組みを開始する」と述べ、国内外に広く参加を呼びかけた。会見には、競技委員長を務める砂川恵助市スポーツ協会長も出席した。
 参加できるのは、大会当日で満19歳以上65歳までの健康な男女。5年以内に完走した51・5㌔以上のトライアスロンの大会完走証または記録証明書の写しなどが必要。虚偽申請があった場合は、内定通知後でも参加を断ることがある。出場内定は11月下旬に本人宛てに通知予定。
 申込阿大会公式ホームページまたはTRI―Xレースカレンダーから。問い合わせはMSPOエントリー宮古島デスク(042・370・7431)まで。
 招待予定選手は次の通り。
 【上位男子】寺澤光介▽大畑亮介▽土田洋平▽戸原開人【同女子】戸原明子▽太田麻衣子▽巖渕知乃▽宇治公子【県内】山本真二▽久保田文【宮古島】松川慎吾▽西村香織

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