新型コロナ 市180人、村3人

【那覇支局】県は3日、宮古島市で新たに180人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。累計は1万4591人。多良間村では新たに3人が確認された。累計153人。県内では新たに6180人が確認され、初の6000人台となり、7月30日の5762人を超え過去最多を更新した。累計は37万3840人で37万人を超えた。新たに4人の死亡も報告された。累計511人。

 市内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週同曜日から10人増加した。年代別では40代の39人が最多。30代の33人、60代の21人が続く。確認中は1人。県外在住者は4人確認された。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は2445.77人。
 多良間村の患者は年齢確認中の女性2人と男性1人。7月29日から8月1日にかけて発病し、2日に確定した。
 宮古地区の入院中17人、宮古病院13人(中等症8人、軽症5人)、民間病院4人(中等症1人、軽症3人)。病床使用率は25.8%。宿泊施設療養中33人、自宅療養中920人、入院調整中760人。
 県内の新規感染者は前週の同じ曜日を1364人上回った。年代別では40代の1013人が最多。国基準の重症者は23人。死亡が報告されたのは那覇市の80代の男女と90代の男女の計4人が報告された。
 県は同日、ゲノム解析の結果として、7月17日から24日の陽性者320検体を検査したところ、82.5%の検体から感染力が高いとされる「BA.5」が検出されたと発表した。前週は67.4%だったことから置き換わりが進んでいる。ゲノム解析では「BA.4」、「BA.5」が検出された264検体のうち、43検体のスクリーニング調査を実施。43検体全てで「BA.5」が検出され、その割合から置き換わりの割合を算出した。

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