新型コロナ 市30人、多良間村で32日ぶり感染者

【那覇支局】県は16日、宮古島市で新たに30人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。累計は9439人。宮古島市内で新たに2例のクラスター(感染者集団)が確認された。県内累計684例。多良間村では32日ぶりに2人が確認された。累計87人。県内では新たに1404人が確認された。累計23万5372人。
 市内患者は10歳未満から70代の男女。前週同曜日から11人減少した。年代別では10歳未満の8人が最多。40代の7人、10代、20代の各4人が続く。職業別では小学生、会社員の各7人が最多。高校生の3人、サービス業、団体職員、無職の各2人が続く。確認中は2人。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は435・70人。
 市内のクラスター2例は社会福祉施設で発生した。11日から13日にスタッフ2人、利用者3人の計5人、10日から12日にスタッフ2人、利用者6人の計8人がそれぞれ集団感染した。県はクラスターが収束していないとして、調査を進めている。
 多良間村の患者は年齢、職業確認中の男性2人。14日に発病し、15日に確定した。
 宮古地区の入院中2人、宮古病院2人(軽症2人)。病床使用率は3・0%。宿泊施設療養中12人、自宅療養中254人、入院調整中55人。
 県内の新規感染者は前週の同じ曜日を51人上回った。年代別では10代の269人が最多。県基準の重症者は4人。
 県の警戒レベル判断指標は当日までの直近1週間の人口10万人当たり578・20人はレベル4(非常事態)。国基準の病床使用率38・7%はレベル2(感染流行期)。重症者用病床使用率11・7%はレベル1(流行注意期)。

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