ミャンマー人材活用事例の報告などが行われたセミナー =未来創造センター

人材不足に備えミャンマー人活用セミナー

 来たる人材不足に備える外国人活用実践セミナー「成功する外国人技能実習生活用術~ミャンマー人採用事例から学ぶ」が25日、未来創造センター研修室で開かれ、観光関連事業者など関係者が参加し、ウィズコロナにおける人材不足に対応するための外国人活用について理解を深めた。
 セミナーは、ミャンマーで人材紹介・派遣を行うジェイサット(ヤンゴン、西垣充代表)、外国人技能実習監理団体のハロージャパン協同組合(那覇市、島袋善徳代表)が主催。外国人材活用を推進する琉球銀行、人材派遣センターオキナワが共催した。
 開会では西垣代表がオンラインでミャンマーからあいさつしたほか、後援する宮古島観光協会の根間靖副会長が「これから観光客が戻るのは確実で、人材を確保しないと厳しい。宮古にいい人材が来てくれるよう願いたい」、宮古島商工会議所の根路銘康文副会頭は「ミャンマーの方々は日本にマッチすると聞いている。どう活用するかしっかり情報収集してほしい」とそれぞれ述べた。
 プログラムでは、琉銀が県内ホテル事業者の外国人活用の取り組み、オキナワが2020年11月から名護市のホテルに特定技能資格を有するミャンマー人2人の活用事例を報告。ジェイサットが成功する技能実習生活用やミャンマー人の特性、ハロージャパンが具体的受け入れ方法と注意点をそれぞれ説明したほか、オンラインでミャンマーとの交流も行われた。

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