砂川駐在所の大城さんは児童らに自転車点検の手順を確認した =砂川小体育館

砂川小で自転車安全教室「交通ルール守ろう」

 砂川小学校(松本尚校長)は28日、全校児童を対象に「自転車安全教室」を実施した。砂川駐在所署員と交通安全協会の職員が来校し、動画や自転車を用い児童らに自転車に乗る際のルールや安全に乗るための点検などを教えた。同校の下地万寿子教頭は「連休が始まり車が増える期間。子どもたちに安全に自転車を利用してほしい」と述べた。

 同教室は同校からの依頼で毎年5月の連休前に実施しているという。下地教頭は「普段の砂川地域は車通りが少ないが、連休になると観光客などの車が増えるので子どもたちに意識を持ってもらいたい」と背景を話した。
 教室では、砂川駐在署員の大城辰元さんが自転車点検のポイントを説明した。点検は▽ブレーキ▽タイヤ▽ハンドル▽車体▽ベル│の頭文字をとり「ぶたはしゃべる」がポイントという。大城さんは児童らとともに、自転車を点検し、ブレーキが効くか、タイヤの空気圧は適正かなどを一つずつ確認した。
 交通安全協会の上地翠さんは教科書を使い交通ルールや標識の意味を教え、一時停止の標識がある場所では必ず停止することなどを児童らに伝えた。
 大城さんは「自転車は便利だが危険も多い。ルールを守って安全に利用してほしい」と呼びかけた。

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