宮古島市感染者数 13日連続前週下回る
【那覇支局】県は26日、宮古島市で新たに33人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。13日連続で前週の同じ曜日を下回った。累計は3129人。県内では新たに1256人の感染が確認された。累計7万8358人。2日連続で前週の同じ曜日を下回った。25日に発表された県の疫学統計解析委員会によると31日までの県内の新規感染者数は6000人から8000人になると見込まれている。
市内患者は10歳未満から90歳以上までの男女。前週の37人と比べると11%減となった。年齢別では40代7人が最多で20代、60代が各5人と続いている。推定感染経路は27人が明らかになっていない。職業別では公務員6人が最多で建設業、無職の各3人、自営業、事務職、飲食業の各2人が続いている。確認中は6人。1週間当たりの人口10万人当たりでは298.40人と300人台を下回り、12日連続の3桁となった。
市の入院中20人は宮古病院15人(中等症11人、軽症3人、無症状1人)、民間病院5人(中等症3人、軽症2人)。宿泊施設療養中29人、自宅療養中138人、入院調整中96人となっている。
県の疫学統計解析委員会によると宮古地区の1人の感染者が何人に感染されるか示す「実効再生産数」は0.55人と1を下回り減少に転じた。1週間(17~23日)の新規感染者数も195人となり、前週(10~16日)の415人と比べ、53%減少した。24日から31日までの「実効再生産数」が0.5で推移すれば、新規感染者106人、入院患者27人となっている。26日までの新規感染者は59人。
県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週19日の1433人と比べ12%減少した。年代別では20代の186人が最多。県基準での重症者は7人。県内の重点医療機関の欠勤者は393人。沖縄本島地区の「実効再生産数」は0.88人と減少傾向にある。
26日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は528.98人。県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(63.8%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(37.6%)はレベル2。