学校PCR検査の検体提出窓口となるJTAドームの臨時会場 =資料写真

25日から学校PCR検査

宮古島市教育委員会(大城裕子教育長)は25日から、児童生徒や教職員など学校関係者に新型コロナ陽性者が出た場合の濃厚接触者判定とPCR検査を学校で行う方針であることが分かった。宮古保健所の業務軽減と学校関係者の検査迅速化が狙い。細かい業務内容については現在調整中で、学校への通知は週明けになると見られる。検査はJTAドーム宮古島などで実施されている唾液を使う方式。沖縄県コロナ対策本部と市教委が本紙の取材に明らかにした。

学校で使われる予定の検査キット

 現在は学校で陽性者が出た場合、宮古保健所の職員が学校を訪れて聞き取り調査を行っている。ことしに入りオミクロン株に置き換わった「第6波」が猛威を振るったため、保健所の業務がひっ迫し調査が数日遅れるなどの問題が出た。こうした事態を避けるため、学校での調査と検査は保健所から独立して行うことを決定した。
 濃厚接触者の判定は厚生労働省の指針に従い学校側で行う。陽性が確認された人と「マスク無し・1メートル以内・15分以上」の接触があったかで判定される。県の担当者は「学校の状況は教職員が一番分かっており、保健所の調査も聞き取りが中心。事務を簡略化し両者の負担を軽減したい」と説明した。学校でのPCR検査実施後は、保健所が学校の判定を追認する形になるという。
 検査はJTAドーム宮古島で臨時会場を運営している沖縄PCR検査センター(ミタカトレード)が行う。検査キットも同会場で使用されているものと同じく唾液を用いるものが使用される予定。検体の提出先として、ドームに学校専用の受付窓口を設ける。検査室は平良港に設置されており、沖縄本島などに送る必要はない。
 市内のある小学校校長は「学校で感染が起きた場合には対応も必要になると思うが、細かい業務内容については市教委に確認する。陽性者が出ないことが一番なので、感染対策を徹底して学校運営にあたりたい」と話した。

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