新型コロナ 宮古島市新たに48人

【那覇支局】県は11日、宮古島市で新たに48人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。2日連続で2桁の感染者になった。累計は2516人。1週間当たりの人口10万人当たりでは1036.16人となり、過去最悪を更新し、2日連続の1000人超えとなった。依然として、県内ワーストの状態が続いている。県は感染者の急増を受け、県全域の医療フェーズを最高の5に引き上げ、対応に当たるとしている。宮古地区は現在の55床から66床の病床確保を目指すことになる。

 市内患者は10歳未満から70代までの男女48人となっており、年齢別では20代の14人が最多で、30代9人、10歳未満、10代、50代7人が続いている。30代までの若年層で全体の56%を占めるが、割合が低下し各年代に感染が拡大している。推定感染経路も39人が調査中となっており、81%の感染者の経路が分かっていない。職業別では建設業5人が最多で高校生4人、飲食業、自営業、公務員、学生、保育士で各3人となっている。確認中も13人いる。
 市の入院中19人は宮古病院14人(中等症4人、軽症10人)、民間病院5人(軽症5人)。宿泊施設療養中35人、自宅療養中230人、入院調整中342人となっている。県は宮古病院から20人の看護師派遣の要請があり、対応に当たっていることも明らかにした。
 県の糸数公医療技監は「感染者に占める20代の割合が低下している印象がある。感染が他の世代に分布しており、重症者が増えて来る懸念がある」と話した。
 県内では新たに775人の感染が確認された。2日連続の3桁となり、前週4日の225人と比べると3.4倍となっている。累計患者数は5万8984人。
 県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。年代別では20代の262人を中心に30代までで全体の69%を占めている。推定感染経路では家庭内118人、友人.知人51人、職場内21人、その他18人、施設内17人、飲食9人が判明しているが、残る541人は調査中となっている。また、県立中部病院で7日から7人が集団感染した事例が報告された。県はまだ、クラスター認定はしていない。
 県内の11日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は529.52人となっており、未だ500人を超えている。県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(44.8%)、重症者用病床使用率(37.5%)はレベル2の20%超となっている。

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