居酒屋などが立ち並ぶ繁華街でも賑わいは見れなかった =7日午後7時半ごろ、西里通り

飲食店 きょう再び、時短営業

政府が沖縄県に再び「まん延防止等重点措置」の適用を決めた7日、市内の飲食店から虚無感のようなあきらめの声が多く聞こえた。同日、市内の新型コロナウイルス新規陽性者は110人、8日は133人と一日当たり過去最悪を連続更新した。すでに休業に入った店舗も多く、普段の賑わいが消えた市内の繁華街はひっそりとし、出歩く人も少なかった。9日から今月末まで認証店での酒類提供は午前11時から午後8時までとなる。居酒屋などの店主やオーナーらは「もう、どうしようもない」と無力感を語った。

 観光客に人気の居酒屋の50代男性オーナーは「『今日は陽性110人です』と言われたら、もう何をどうすることもできない。借金を続けながら、ただ過ぎ去るのを待つだけだ」と力なく語った。現在は感染再拡大前に入った予約のため営業を続けるが、予約がなくなり次第、休業するという。
 別の居酒屋の40代男性オーナーも6日から休業しているとし「お客さんが戻りはじめたばかりでまた自粛。これ以上営業感染者が出て、また居酒屋が悪者扱いされるのも嫌なので早々に決めた」と説明した。オーナーは「第6波は予想していたし、借金にも慣れた。足りないものの補助は出るので、他業種よりは恵まれている方だと考えるようになった。明るく気長にはるか遠くの将来に向け備えておく」と語った。
 年明け以降、店を休業しているというカラオケ居酒屋の40代女性オーナーも「飲食関係者同士で1月下旬には再拡大するだろうと話し合っていた。思ったより少し早いが、弁当販売などでしのごうと皆で話し合っている」と述べた。
 イタリアレストランの40代店長は7日からテイクアウトのみに切り替えると決め、準備に追われていた。店長は「残念な気持ちはあるけど、これだけ感染が拡大すればやむを得ない。今は皆で封じ込めるために協力し合う時期だと思う」と語った。

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