ネイチャークラフトに挑戦する親子たち=少年自然の家

少年自然の家オープンデーに大勢の親子

 県立宮古少年自然の家(小浜百治所長)の2009年度主催事業「青少年の家オープンデー」が1日、同所で行われた。会場には多くの家族連れやボランティアが詰め掛け、ネイチャークラフトやキッズサッカーを楽しんだ。子どもたちは慣れないクラフトに試行錯誤しながらも完成時には無邪気な笑顔を見せた。

 同事業は、青少年(少年自然)の家を子どもや多くの市民に広く開放することで、自然体験活動やクラフト、野外炊飯などを行い、少年自然の家への理解と利用促進を図ることが目的。

 午前9時から始まった同事業ではプラ板クラフト、ネイチャークラフト、牛乳パッククラフト、スライム作り、自然散策(竜の家探索)、パン焼き体験(棒巻きパン)のほか、スポーツイベントとしてキッズサッカーフェスティバルが行われた。

 小浜所長は「3年前から全国の少年自然の家と連携して行っている。このイベントを通して自然の家の活動内容を多くの人に知ってもらい、自然の家を利用してほしい。きょうは安全に注意してイベントを楽しんでほしい」と話した。
 家族で参加した奥平翔也くん(平一小1年)は「クラフトづくりは楽しい。今日を楽しみにしていた」と笑顔を見せた。
 母の理恵さんは「2回目の参加。子どもたちは昨日から楽しみにしていた。日ごろなかなか経験できないことが出来るので子どもたちにも良い思い出になる」と感想を語った。

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