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第38回大会に向けた第4回専門委員会全体会議が開かれた =18日夕、JTAドーム宮古島会議室

緊急時の対応・安全体制 第38回トライ宮古島大会専門委全会議 各部長ら進捗状況報告

 第38回全日本トライアスロン宮古島大会の第4回専門委員会全体会議が18日夕、JTAドーム宮古島で行われ、緊急時の対応および各専門部からの準備進捗状況等報告が行われた。当日、地震が発生しや津波注意報が発令した時点でスイム競技を中止しデュアスロン大会となる。
 当日の地震および津波発生による緊急時の対応については大会長、実行委員長らで構成される緊急対策会議を開き十分な安全体制を講じる。また、スタート前に水泳部が沖まで行くなど所定の確認を行い安全性を重視する。
 津波警報発令がスタート前の場合、観客ら市民ボランティアへは放送部が下地小学校、同中学校への避難を促す。競技中の場合は水泳部から各班に連絡し、監視船は拡声器、フロート班は赤旗を用いて競技者に通知。本会議ではこの赤旗について、気象庁などが推奨する「津波フラッグ」に変更することが了承された。
 今大会ではスイムコースがマイパマエスカーサ(旧ウインディまいばま)側へ変更されたことで駐車場への一般立ち入りを禁じる。駐車場に医療本部を設置することで医療班および救急搬送に引き渡すルートの最短を想定。観客ら市民は前浜漁港側からのみの入退場を予定している。
 水泳部は十分な救護および監視員を募り、医療救護部と会議を行うなど連携を密にし大会に備えた訓練を予定していることも報告された。
 そのほか進捗状況等報告では、ボランティアの人員募集や当日の大会問い合わせについてもコールセンターへの依頼、電話対応マニュアルの拡充に努めることなどが確認された。
 また、今大会より依頼だけでなく外部からの寄付を募っており、同日から大会公式ホームページ上で公開されている。

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