貨物船に積み込まれる初荷の分蜜糖 =平良港

2日かけ伊良部工場が初荷 23/24年期サトウキビ 雨天影響など原料集まらず

 宮古精糖(渡久山和男社長)の伊良部工場は24日、2023/24年期サトウキビ製糖操業の最初の製品として660㌧の分蜜糖を初出荷した。今回は式は行わず、黙々とサトウキビが平良港に運び込まれた。伊良部工場の23日現在までの平均甘しょ糖度は13・7度。
 例年では1日だけで初出荷が行われるが今回は天候不順により前日から2日にわたって運び込まれた。初荷は大型トラックで平良港まで運ばれ貨物船で大阪まで送られた。
 伊良部工場では12月に精糖開始式をしたが雨の影響から原料が集まらず、また機械の調整、停止などもあったことで工場が動けなかったという。年が明けて工場が順調に稼働したためこの日、初出荷となった。
 伊良部工場の砂川隆也工場長は「品質は例年通りであり糖度もしっかりとある」と述べ、「天候の影響を受けるので22年は7月、23年は5月まで工場は稼働していた。今年は3月中旬ごろから伊良部で収穫したサトウキビを城辺工場まで運び4月上旬には終わると想定している」と話した。
 運搬を担当した伊良部港運の友利恵毅社長は「雨天の日が多かったが今後天候が回復し順調に操業できることを祈っている。安全走行を心掛けていきたい」と話した。
 同日、すでに初出荷が行われた城辺工場からも840㌧運び込まれ計1500㌧が出荷された。

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