宮古島大学駅伝に向けた練習に汗を流す國學院大學の選手 =城辺・比嘉ロードパーク近く

選手らレース向け走り込む 宮古島大学駅伝 初出場國學院が合宿

 2月11日に開催される「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2024」(主催・同実行委員会)が迫る中、今年初めて出場する國學院大學の選手らが宮古島合宿を行っている。当日のコースとなる起伏のある道路で長い距離を踏み、スピード力を高める練習に汗を流した。駅伝には箱根駅伝上位の城西大学、東洋大学など11校13チームが出場する。
 國學院大學は15日から25日までの日程で合宿している。前田康弘監督の指導のもと平林清澄選手らが北海岸の一周道路で北風が吹くなか走り、宮古島大会に向けてスタミナとスピードの強化に汗を流した。
 24日は平良の宮原第2水辺公園から東平安名崎方面の道路で練習が行われた。この日は30㌔を走り、スタミナと長い距離への体の感覚をつかむ練習に取り組んだ。
 平林選手らは軽やかな足取りで長い距離を踏み、約2時間走った。後方からは車に乗った前田監督が選手の状態を確認しながら練習を見守った。練習後には気付いた点やレースに向けて体調管理に気をつけることなどを話した。
 宮古島駅伝が迫るなか、合宿は大学と宮古島に分かれて練習しているという。宮古島では大阪マラソンに初めて挑む平林選手をメインにした練習が行われ、ほか2人の選手が共に汗を流した。
 前田監督は「(宮古島合宿は)いろんな方に支えてもらいながら成り立っている。宮古島大学駅伝のこれからの発展的に多くの大学に参加してもらいたい」と話した。目標は「初出場で初優勝を目指したい」と力強く語った。
 出場するチームは東洋大学、順天堂大学、東海大学、國學院大學、法政大学、城西大学、大東文化大学、東京国際大学、専修大学、芝浦工業大学、沖縄選抜チーム。
 駅伝は市陸上競技場を発着とする100・5㌔(5区間)で行われる。午前9時にスタートし、市熱帯植物前から1周道路を宮古南静園と下地運動公園で折り返すコースで健脚を競う。
 大会翌日の12日には大会サポーターの神野大地選手による「ランニング教室」、選手とボランティアによるシティ、ビーチクリーンなどの地域貢献活動も行われる。

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