「駐車券発券機」が復旧　宮古空港、２カ月半ぶり通常通り料金徴収

　大型トレーラーの接触事故で破損して２カ月半、使用できなかった宮古空港駐車場の「駐車券発券機」が１日から復旧した＝写真＝。同日から送迎で駐車する車両からは通常通り駐車料金が徴収されている。市空港課は「年末年始には利用する人が増えるので、その前に復旧して良かった。駐車する際は気をつけて利用してほしい」と呼びかけた。
　同課によると、９月15日の接触事故で駐車券の発券ができなかったことから料金の徴収ができなくなった。その間、駐車スペースのほか週末には駐車場内道路に車両が駐車するなどの混雑が見られた。警備員が注意しても、そのまま車両を置いていく人もいたという。
　４日午前中、駐車スペースには空きが見られたが、駐車場内道路には週末に那覇など島外に出かけた人が駐車した車両５、６台が見られた。県からの委託、管理をしている同課は「以前の混雑ぶりに比べ少なくなっている。（復旧から）１週間ほどで落ち着くのではないか」と見ている。
　発券機は11月29、30日に取り付けなどの作業が行われ、12月１日午前７時から再稼働した。利用する車両の運転手は通常通り入り口で発券を受け取り、利用後は出口で料金を支払っている。
　同駐車場は２０１０年８月から有料化となった。駐車料金は入場から９時間までは１時間ごとに１００円、９時間を超え24時間までは１日千円となっている。