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チーズ工房を営む冨田さん(左から2人目)らが座喜味市長(同3人目)にイベント開催を報告した
=市役所応接室
ヤギのチーズ作り体験 冨田さんら市長に報告
城辺保良で宮古島チーズ工房を営む冨田恒子さんと、上野出身のシェフ渡真利泰洋さんは今月22日、未来創造センター調理室で、山羊のミルクからチーズやアイスクリームを作る体験会を開催する。冨田さんらは9日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、イベント開催を報告した。
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冨田さんは東京出身で、2004年宮古島に移住。18年にチーズ工房を開業し、牛乳だけでなくヤギのミルクを原料にした手作りチーズを販売している。2年に1度開催される「ジャパンチーズアワード」で受賞歴もあり、県内外に販路が広がっている。
渡真利さんは東京やパリで修業を重ね、伊良部島の高級リゾートホテルで総料理長を務めた。次世代を担う実力派シェフとして国内外から注目されており、現在は独立して開業に向けた準備を進めている。
座喜味市長は「昔はヤギももっと身近な存在だった。皆さんの取り組みが成功し、次世代につながるきっかけになることを願う」と激励した。
冨田さんが講師を務めるチーズ作り体験は5回の開催で、各回10人の予約制。渡真利さんはヤギを活用した料理の実演やヤギミルクのアイスクリーム作り、トークセッションなどを行う。こちらは30人限定。申し込みはQRコードから。
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