新型コロナ 市123人、4日連続で100人超

 【那覇支局】県は15日、宮古島市で新たに123人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。4日連続で100人を超えた。累計は1万1119人。多良間村は13日ぶりに感染者2人が確認された。累計92人。県内では新たに3462人が確認された。4日連続で3000人を超えた。累計は28万7874人。
 市内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週同曜日から33人増加した。年代別では30代の31人が最多。60代の19人、10代の17人が続く。県外在住者は5人確認された。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は1243・02人。
 多良間村の感染者は年齢確認中の男女2人。2人とも12日に発病し、14日に感染が確認された。
 宮古地区の入院中7人、宮古病院6人(中等症2人、軽症4人)、民間病院1人(軽症1人)。病床使用率は10・6%。宿泊施設療養中37人、自宅療養中487人、入院調整中338人。
 県内の新規感染者は前週の同じ曜日を1045人上回った。12日連続で前週の同じ曜日を上回った。年代別では10代の572人が最多。国基準の重症者は15人。療養者の2万3650人、重点医療機関の休業者717人はいずれも過去最多を更新した。
 県立中部病院で発生しているクラスター(感染者集団)では、新たに10人の感染が確認された。累計は23人。また、感染が急拡大している八重山地域に県は19日に看護師3人を派遣し、対応に当たると明らかにした。
 全国と比較可能な前日時点の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数1269・60人は112日連続で全国ワースト。全国平均は366・75人。

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