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「独自配信」の価値は消えるのか ダウンタウンをNetflixで見られる時代に

お笑いコンビ・ダウンタウンの作品を配信している有料独自プラットフォーム「DOWNTOWN+」のコンテンツが年内から動画配信サービス「Netflix」で同時配信されることが発表された。

2025年11月から始まった「DOWNTOWN+」。月額1100円もしくは年額1万1000円で、オリジナル作品をはじめ、生配信コンテンツ、ダウンタウンの過去出演作品などが配信されているほか、ユーザー参加型の大喜利プラットフォームも設置されている。

これまで、他の配信プラットフォームでも有料のチャンネルサービスとして「DOWNTOWN+」のコンテンツが提供されていたが、「DOWNTOWN+」と動画配信サービスが同時に同じコンテンツを配信するのはNetflixがはじめてとなる。

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サービス開始から20日で会員数50万人を突破したとされる「DOWNTOWN+」。ネット上では、独自プラットフォームとしては頭打ちか、といった見方も出ている。

たとえばキーワードでトピックの検索需要や人気の推移を確認できるツール「Googleトレンド」で「DOWNTOWN+」を見てみよう。過去12カ月間について、「水曜日のダウンタウン」というキーワードで比べると、人気の平均値(最大100)は「水曜日のダウンタウン」が34に対し、「DOWNTOWN+」は14となっている。

一方、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」で比べると、同ワードは年末に大きく人気が伸びているが、その他の期間では低迷していることも少なくないので、平均値はともに23とまったくの互角。

さらにPrime Videoの「THE ゴールデンコンビ」や「トモダチ100人よべるかな?」、Netflixの「トークサバイバー!」と比較すると、「DOWNTOWN+」の方が圧倒的に人気は高かった。

つまり、ゴールデン帯の人気バラエティー番組には検索関心は及ばないが、有料・ネット配信のお笑いコンテンツの中では、いまだネットユーザーの興味や関心を強く獲得しているといえる。このタイミングでのNetflixでの配信はこれまで有料配信に登録していなかったライト層にまで認知を大きく広げられる。

今回の発表を受け、ネット上からは独自コンテンツを配信するプラットフォームとしての「DOWNTOWN+」の価値が失われるのではないかという懸念を示す声もある。実際、新作のみを目的としている人にとっての価値は下がる可能性も高い。

しかし、今回発表されたのはあくまで「同時に同じコンテンツを配信」のため、「DOWNTOWN+」の過去のオリジナルコンテンツの配信は未定。さらに「DOWNTOWN+」は「ガキの使い」、「ダウンタウンDX」、「探偵!ナイトスクープ」を含む多数のダウンタウンの過去番組などを網羅できるという、アーカイブ拠点としての価値も大きい。さらに、ファン参加型コンテンツも存在する。

つまり、今後は「オリジナルコンテンツが唯一見られる場所」から、ダウンタウンの作品を掘り、定期的に戻ってくるためのサービスに価値が変わっていくことが考えられる。Netflixで獲得したライト層が、さらにダウンタウンにハマる場所として機能するかもしれない。

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