尖閣周辺に中国船4隻 51日連続航行 調査船の違法活動も続く

 尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で28日、中国海警局の船舶4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。いずれの船も機関砲などの砲を搭載しており、第11管区海上保安本部は領海侵入を防ぐため現場海域で監視警戒を継続している。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは51日連続となった。また、石垣島北の排他的経済水域(EEZ)では、中国の海洋調査船による無許可の調査活動が連日続いており、巡視船が警告と中止要求を続けている。
 同本部によると、接続水域内で確認されたのは「海警1304」「海警1303」「海警1307」「海警1301」の4隻。午前9時時点では、「海警1304」が大正島北北西約35キロを南西向け、「海警1303」が大正島北西約36キロを南西向けに航行。また、「海警1307」と「海警1301」が魚釣島北西約33キロをいずれも北東向けに航行していた。
 同日午後3時現在では、「海警1304」が大正島北東約40キロを南東向け、「海警1303」が大正島北北東約39キロを東南東向けに航行。さらに「海警1307」が久場島北北東約37キロを西向け、「海警1301」が久場島北東約36キロを北西向けに航行しているのが確認された。
 一方、石垣島北の日本のEEZ内では、28日も中国海洋調査船「科学」が舷側や船尾からワイヤーのようなものを海中へ延ばしているのを巡視船が確認した。海保は無線を通じ「我が国の同意を得ない海洋の科学的調査は認められない」と直ちに警告を発し、調査活動の中止を繰り返し求めている。

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