「強盗に襲われた」はウソだった…400万円盗んだ女の自作自演 過去にもあった驚きの“ニセ強盗事件”
兵庫県朝来市のスーパーで、パート従業員の女(50)が、店の金庫から現金約400万円を盗んだとして逮捕されたのは8月26日のことだった。容疑者は当初、強盗に売上金を奪われたと説明していたが、虚偽だったという。
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逮捕容疑は同24日11時ごろ、同市生野町のスーパーマーケットの金庫から現金約400万円を盗んだ疑い。
容疑者は当初、スーパーの売上金を銀行に持っていく際、スーパーの駐車場で「何者かに襲われて気絶し、目を覚ますと売上金約200万円が消えていた」と説明していた。しかし店内の防犯カメラに、容疑者が店内の金庫を何度も開け閉めする姿が映り、容疑者が借金を抱えているという情報も寄せられたことから、警察が改めて話を聞いたところ、犯行を自供したという。
容疑者の自宅からは約320万円が見つかっていて、調べに対し、「家賃の督促で経済的に困っていた。売上金を盗んだことがばれないようにウソをついた」と容疑を認めている。また、残る約80万円は借金や家賃の支払いに充てられたとみられている。
とんだ自作自演だったわけだが、過去には驚きの動機でウソをついたニセの強盗事件がいくつか存在する。
去年12月、山形県で20代女が「自宅に侵入した泥棒に殴られ現金が入った財布を盗まれた」と通報。その後、自宅から財布が発見され、ウソが発覚。ウソをついた理由は、無職となったことを言い出せず、親が立て替えていた5万円を返せないことを、強盗のせいにすれば許されると考えたからだった。
去年11月、長崎県で20代女が「刃物のようなものを持った男から金を要求された」と通報。その後の捜査で被害の事実はなかったことが判明。動機は、仕事で悩んでいて、仕事に行きたくなかったからだという。
2022年、大阪府の20代男が「男女3人組に刃物のようなもので服を切られ現金などを奪われた」と警察署に申し出た。男の証言と防犯カメラの映像に矛盾があり、虚偽と判明。男は交際相手とけんか中で、強盗被害に遭った自分を見て、彼女が心配して自分をもっと好きになってほしかったと話していたそうだ。
朝来市の事件のように、実際に金を盗んでいれば、窃盗罪にあたるのはもちろん、警察へのウソだけでも、軽犯罪法の虚構申告罪や警察を妨害する偽計業務妨害罪に該当する可能性があるという。
精神的に追い詰められてやったことだろうが、警察にしてみればいい迷惑だろう。






