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都内初の「緊急銃猟」実施 ツキノワグマが現れた八王子市の野生動物出没の実情とは

東京都八王子市は28日、市内の小津町にツキノワグマが出没したことから「緊急銃猟(自治体の判断で可能とする発砲措置)」を実施したと発表した。都内で緊急銃猟を行ったのは初めてだ。

これまでの報道や八王子市役所の情報によると、同日15時半ごろ、小津町で民間団体の設置したわなに体長約70センチのメスのツキノワグマが捕らえられているとの情報が市にもたらされた。

その後、連絡を受けた市職員や高尾署員が現場に向かいクマの状況を確認。17時過ぎに八王子市の初宿和夫市長が「緊急銃猟」の実施を決定し、市から委託を受けた民間のハンターの手によってクマは駆除された。

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八王子市はツキノワグマの目撃情報が相次いだことから9日、急きょ「八王子市ツキノワグマ対応マニュアル」を策定。今回行われた「緊急銃猟」についての記載もあり、今回の措置もおおむねマニュアルに沿って行われたようだ。

ツキノワグマが駆除された小津町はJR八王子駅から北西へ約10キロ離れた山間部にある人口177人の町だ。山間部に位置するため、以前から町には野生生物の目撃例が多々あり、ニホンザルやシカ、イノシシなどの生息が確認されている。

ツキノワグマはニホンザルやシカに比べて生息数は多くないといわれるが、16日には八王子市内の高尾山などでもツキノワグマの目撃例があったため、小津町に野生のクマがいてもおかしくはない。

今回、都内初の緊急銃猟が行われたことは、今後の東京都におけるクマ対策を考える上での1つの例を示したといえる。

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