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全国の鉄道「混雑率ランキング」ワースト10、ほとんど首都圏ばかり…6年連続の1位は

国土交通省は毎年、全国の鉄道「混雑率ランキング」ワーストを発表している。

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2025年度のワースト1位は、東京都の日暮里・舎人ライナー(赤土小学校前 → 西日暮里)で、混雑率176%だった。日暮里・舎人ライナーは6年連続で全国ワースト1位である。2位以下は次の通り。

2位:西日本鉄道(貝塚線)名島 → 貝塚169%

3位:JR東日本(埼京線)板橋 → 池袋167%

4位:東京メトロ(日比谷線)三ノ輪 → 入谷 163%

5位:東京メトロ(東西線)木場 → 門前仲町 160%

5位:JR東日本(総武線快速)新小岩→錦糸町 160%

7位:JR東日本(東海道線)川崎→品川 159%

7位:JR東日本(京浜東北線)大井町→品川 159%

9位:JR東日本(中央線快速)中野 → 新宿 158%

9位:JR東日本(京浜東北線)川口 → 赤羽 158%

JR東日本が数多くランクインしているが、民営化後のJRは新駅を設置して乗客の分散を図り、オフピーク定期券を導入するなど、混雑緩和に努めてきた。その結果、混雑率は徐々に落ちてきた。

4位の「三ノ輪→入谷」だが、2015年度の混雑率が153%だったので、10ポイント悪化している。北千住駅の再開発で、このエリアの人口が増えているものと考えられる。

入谷駅では、電車の混雑状況を表示するディスプレーを改札近くの通路に置き、混雑の“見える化”を3月から進めている。6色で車両ごとの混雑具合を6段階で表示。これにより、混雑のひどい車両を避けたり、電車を見送ったりすることもできる。

2位の貝塚線は、首都圏以外で唯一10位以内に入った。福岡にある貝塚線は停車駅が狭く、2両編成でしか運行できないのが理由だ。そこで、西鉄は今年、旧型車両を置き換えて輸送能力をアップさせた。約20%の混雑率緩和を見込んでいる。さらなる混雑緩和を目指して、近隣の地下鉄との直通運行を計画中だ。

ワースト1の日暮里・舎人ライナーでは、昨年末から今年春まで混雑区間での「直行バス」を実証実験で運行させた。代替手段の確保で効果が見えれば、今後は定期運行される。

2017年度の混雑率を見ると、ワースト10の中に小田急小田原線と東急田園都市線が入っていた。小田急は段階的に複々線化を進めてきたことを考えると、鉄道会社が大幅な投資をしなければ、劇的に改善するのは難しいのかもしれない。

最後に、混雑率の評価だが、100%は「定員乗車(座席につくか、つり革・手すりにつかまれる状態)」、150%は「広げて新聞を楽に読める状態」、180%は「折りたたむなどして新聞を読める状態(体触れ合いあり)」、200%は「週刊誌程度なら何とか読める状態」ということだ。

文/横山渉 内外タイムス

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