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水上バイクなど牽引車両違反行為の対応を求める砂川氏 =1日、市議会議場

トレーラー違法行為に危機感 警察へ取締要請へ 砂川和也氏市議会一般質問 無許可ドローンや食肉センター問題も

 開会中の宮古島市議会9月定例会一般質問は1日、砂川和也氏が登壇し、道路環境の整備や防災体制の拡充、環境美化、交通行政、地産地消拠点の運営などを取り上げ、市当局の姿勢と具体的な対応策を質した。交通行政では水上バイク(ジェットスキー)等を牽引する車両(トレーラー)の違反行為を指摘し、その対応を求めた。嘉数登市長は「市民や利用者の安全を守る立場から警察へ取り締まりの強化をしっかり要請していきたい」と明言。港湾スロープ利用時の書類チェック厳格化を検討する方針を示した。
 砂川氏は「無車検、ナンバー未装着、積載オーバー、危険な追い越し走行などが平良港やトゥリバー、前浜周辺で頻発しており、野放しにされることで宮古島が『ルールを守らなくても咎(とが)められない場所』と無法地帯化している」と危機感を示し、「はっきり言わせてもらうと、なめられている」と語気を強めた。市に対し、警察との確実な連携に加え、市が管理する港湾スロープの使用許可時に車検の有無などのチェックを厳格化するよう求めた。
 下地睦子建設部長は、これまでスロープ利用申請時に求めていなかった車検証などの必要書類確認を、令和9(2027)年度の使用許可申請から義務付ける方向で検討を進めると答弁した。
 また、砂川氏は宮古島の豊かな自然や景観を「地域の重要な知的財産」に位置付け、海や観光スポットでルールや申請手順を守らず違法に撮影を行って商業利用する、無許可ドローンの横行を問題視した。適法にコストを払って運用している事業者が不利益を被る現状に対し、行政による目配りと注意喚起の強化を訴えた。
 これに対し市側は、宮古空港周辺等の重要空域における違法飛行に対する警察などとの連携体制や対応要領を説明し、安全第一で適切に対処していくと応じた、
 食肉センターでの、冷やす機器の不具合による肉の廃棄やボイラー故障による稼働停止が発生したことも取り上げた。
 嘉数市長は「食肉供給と畜産農家の意欲維持に不可欠な施設」と強調し、職員の携帯端末へ異常を通知する監視システムの導入を検討していると説明。「食肉センターは経営改善をしていかないといけない。その柱となる養豚事業に力を入れていかないと運営も厳しい。引き続き関係者の協力を得ながら経営改善に向けて取り組んでいきたい」と述べた。
 街路樹については間引きや伐採を提案。これに市は県の「街路樹植裁維持管理ガイドライン」に基づき交通安全や景観保全に留意して管理を行っているとした上で、「通行や視界の妨げとなる危険な樹木については撤去・伐採はやむを得ない」と述べた。要望を受けた箇所の現地確認を行うとともに、通学路などを最優先とした優先順位を設定して順次対応していく姿勢を示した。

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