秋の夕暮れは交通事故の「魔の時間帯」 17~19時に死亡事故が集中、10~12月は薄暮事故が急増
10月に入り、秋の気配が感じられるようになったが、このほど気象庁が発表した1カ月予報によると、この先は高気圧に覆われやすく、平年に比べ晴れる日が多いのだとか。過ごしやすい気候の中、行楽の秋を楽しめそうだが、一方で気をつけたいのが交通事故。実は秋の夕暮れは交通事故が多い“魔の時間帯”と呼ばれているという。
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警察庁の過去5年(令和3年~令和7年)にわたる「時間帯別の死亡事故件数」のデータによると、17時~19時の時間帯に突出して多く“魔の時間帯”と呼ばれている。数字でみると17時台856件、18時台754件、19時台699件。次に多い時間帯は10時台701件、9時台669件、14時台633件なので、17~19時との差は大きい。
この時間帯は季節や地域によって差はあるが、一般には「夕暮れ時」などと呼ばれる時間帯で、警察庁は、日の入り前後1時間を「薄暮時間帯」としている。次に同じく警察庁による過去5年の薄暮時間帯に絞った「月別の死亡事故件数」をみると、9月(137件)から増え始め、特に10月から12月にかけて最も多く発生している(10月178件、11月214件、12月197件)。ちなみに9月の次に多いのは3月134件、その次は1月130件となっている。
つまり秋の夕暮れに交通事故は多いということになるが、なぜこれからの時期が危険なのか。話を聞いたモータージャーナリストはこう説明してくれた。
「秋は日没が早まり、暗くなって視認性が悪くなる時間帯と学校や勤務先から帰宅する人が増える時間帯が重なるため事故が増えるといわれています。さらに秋は歩行者が着用する服装の色も暗いものが多くなるので、運転手から歩行者を発見しづらくなるのも大きいと指摘されています」
警察庁はドライバーには早めのライト点灯、ハイビームのこまめな切り替え、歩行者、自転車利用者には反射材用品、LEDの活用を呼びかけている。これからの季節、交通事故には要注意だ。






