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功労賞を受賞した塩川さん(右)と団体賞を受賞した仲宗根支部長 =糸満市のシャボン玉石けんくくる糸満

宮古から3個人1団体受賞 文化振興への功績たたえる 県文化協会賞 「さらなる文化の創造」期待

 【那覇支局】長年、地域文化や芸術文化の振興に功績のあった人に贈られる2024年度県文化協会賞の授賞式が12日、糸満市のシャボン玉石けんくくる糸満で開かれ、宮古島市文化協会からは3個人1団体が受賞した。功労賞部門では太鼓・舞踊で活動する塩川正子さん(85)と文芸・方言で活動する新城美津枝さん(74)、奨励賞部門では盆栽で活動する與那覇実さん(59)、団体賞部門では宮古琉球古典音楽野村流保存会宮古島支部(仲宗根玄雅支部長)がそれぞれ選ばれた。


 本年度は功労賞を26人、奨励賞を27人、団体賞を18団体がそれぞれ受賞した。授賞式では、県文化協会の與那嶺紘也会長から一人ひとりに賞状が授与された。新城さんと與那覇さんは所用で式は欠席した。
 塩川さんは1993年から市民総合文化祭「文化祭」に毎回出演。チャリティー公演などで太鼓の魅力を発信するなど市の芸能振興と発展に寄与している。新城さんは文化祭でコンクールの実施、吟行会の初開催など文芸活動の楽しさや俳句のすそ野を広げた。
 與那覇さんは支部展や文化祭に出展し、賞も受賞し、盆栽の魅力の発信に尽力している。勉強会では技術の研さんと後輩の指導も行っている。琉球古典音楽野村流保存会宮古島支部は2008年に結成され、09年には結成記念公演を開催。文化祭にも毎回出展。試演会や独唱会も開催し、後進の育成にも尽力している。
 賞を受けて、功労賞の塩川さんは「ことばが出ないほど、これ以上ないうれしさで胸がいっぱい。後進へのバトンタッチもしつつ、舞台は現在も続けていて、今後も頑張っていきたい」、団体賞の仲宗根支部長は「素晴らしい賞を頂き、支部会員一同よろこんでいる。地域の催し物への参加、先生方による子どもたちを中心とする指導やコンクール開催に尽力していきたい」とそれぞれ話した。
 県文化協会の與那嶺会長は「日頃から地域に対する郷土愛を存分に発揮され、地域文化の振興に多大な貢献をしてこられた」と受賞者をたたえ、「各地域文化の魅力を発信し、さらなる個性豊かな文化の創造に取り組んでいただきたい」と期待した。

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