
漫画家のなかみのる氏、大阪で原画展開催
本紙で環境への負荷を軽減することを周知するための漫画「未来環境防衛エコロイジャー」の掲載を予定しているのなかみのる氏と漫画家大野克彦氏による「昭和漫画メディアミックス電脳警察サイバーコップ&花のスター街道W原画展」が24日から、大阪の画廊モモモグラで始まった。10月9日まで。

この展示会では時代が進み、メディアの形が変容する中で、漫画や特撮、雑誌、ゲームと文化の枠を超え、記憶に残る作品「電脳警察サイバーコップ」と「花のスター街道」の魅力を発信する。会場では原画の展示だけでなくイベントとして24日にサイン会が行われ、きょう25日には原画展開催記念スペシャルトークショーがなんば紅鶴(大阪市中央区千日前2丁目3の9)で午後6時30分から開かれる。
同展の開催にのなか氏は「1988年に電脳警察サイバーコップと花のスター街道が誕生し、33年。大阪日本橋の画廊モモモグラさんで両作品記念イベントを9月24日(土)~10月7日(日)まで開催して頂くことになった。ゲストにアルミ弁当箱芸人マツド・デラックスさんをお迎えし、楽しいイベントになると思う。24日はサイン会、25日はトークショーがある。お時間の許す方は遊びにおいでください」と話し、念願の大阪でのイベントなので、皆様の御来場をと呼び掛けた。また、本紙での連載に「大野克彦先輩と出会って47年の間、付かず離れず互いに切磋琢磨し同じ漫画道を歩んできた。それはこれからも変わらないと確信している。今回のイベントで宮古新報で、24年間練りに練った新作『未来環境防衛エコロイジャー』の新連載発表でキャラ公開する」と話した。
大野氏は「花のスター街道と電脳警察サイバーコップが世の中に産まれ出て共に33年を迎えた。のなかみのると出会ったのはダイナミックプロにアシスタントとして入社した1976年、もう47年前になる。その作品記念イベントを大阪日本橋の画廊モモモグラさんで開催して頂くことになり、こうして2人で呼んで頂けて光栄に感じる」と話し、「のなか君が沖縄県宮古島の新聞、宮古新報さんで新作『未来環境防衛エコロイジャー』を週1オールカラー連載を始める。僕も宮古新報でのなか君と一緒に連載をし、これまで同様に同じ漫画道を歩んで行くことが出来るように意気込んでいる」と語った。
同展は画廊モモモグラ(大阪市浪速区日本橋5丁目7-10)で24日から10月9日まで開かれる。時間は午後1時〜7時まで。合わせて行われる25日のスペシャルトークショーはなんば紅鶴で午後6時30分開演(午後6時開場)、チケット制(https://tiget.net/events/203165)。詳しくは画廊モモモグラのウェブサイト(https://www.momomogura.com/)で掲載。

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のなかみのる氏は岩手県出身の漫画家。これまで「宇宙刑事ギャバン」「装甲騎兵ボトムズ」「電脳警察サイバーコップ」など数々のアニメや特撮の漫画を手がけ、国内外問わず、人気を集める。
大野克彦氏は「にんにん忍太くん」やファミコンゲームソフト「花のスター街道」の作者であり、漫画家。