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「明和」以前の津波跡か、友利元島遺跡で出土

 






2014/02/01 21時01分配信 - 科学・環境 -

 城辺友利集落にある友利元島遺跡で、 住宅建設に伴う記録保存の発掘調査が行われているが、 これまでに1771年に宮古島を襲った明和の大津波より以前と見られる 「津波跡」 が出てきた。 宮古島市教育委員会では今後、 専門家に年代確定をさせたいとしている。
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 発掘調査が行われている場所はインギャー公園近くの友利集落内の一角。 住宅建設に入ることから1月14日から発掘調査を行っており、 掘り進んでいくと明和の大津波の堆積層があり、 その下に津波跡と思われる堆積層が出てきたという。 この堆積層には枝サンゴが混じり、 海岸線にある石などが舞い上がってきた思われる根拠も見ることができる。 このほか住宅の柱の跡と見られる穴や土器の破片も出ている。
 同委員会の担当者は 「グスク時代 (11~16世紀) よりも下の層に津波の堆積層があることから可能性は高い」 と話した。
 友利元島遺跡はインギャー公園近くの海岸線に広がり、 現在は住宅なども建っている。 2013年度の発掘調査では無土器時代のものと思われる人骨、 11世紀から14世紀にかけて鹿児島県奄美群島徳之島で作られていた 「カムィ焼き」、 シャコガイ製の貝斧などが出ている。

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明和の大津波よりも前と見られる津波跡(土層の下)=城辺友利

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