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「九条の碑」取り扱い苦慮 市、議会管理の是非協議へ

 






2013/12/17 09時07分配信 - 政治・行政 -

 開会中の宮古島市議会 (真栄城徳彦議長) 12月定例会は16日、 一般質問4日目が行われた。 長濱政治副市長は、 カママ嶺公園内に建立された 「憲法九条の碑」 の管理に対する質問に対し、 「議会で建設が否決された事業であり、 市が管理するのは問題があると思う。 議会と協議した上で決めたい」 との考えを示した。 亀浜玲子氏への答弁。 記者団とのやりとりの中では、 議会側との協議結果によっては撤去する可能性もあるとの考えを示した。
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 同碑は、 市民有志でつくる実行委員会が2007年に建立し、 宮古島市に寄贈した。 ことし10月には何者かが同碑にスプレーのようなもので落書きする事件が発生したが、 市は警察に 「被害届け」 を出さず、 落書きも放置した状態が長く続いている。 亀浜氏はこうした市側の対応を疑問視し、 今後の管理の在り方について当局の考えを質した。
 長濱副市長は、 合併以前の旧平良市で設置委託料が計上され、 (当時の) 総務財政委員会は 『新市で議論すべき』 とした。 合併後の06年3月議会では30万円の設置委託料が計上され、 同時に同碑建立を求める請願書が市民団体から提出されたが、 議会は 『国内外の実情を踏まえ、 市が公費を投じて建立するのは好ましくない』 とし、 設置費は否決、 請願書は不採択となった経緯がある」 などと説明した。
 市民団体はその後、 独自に同碑を建立し、 市に寄贈したが、 長濱副市長は 「前市長は 『財産手続きをしている』 と答弁したが、 公有財産取得の手続きはされていない」 として、 現状は市内部でも管理の在り方に対する方針が定まっていないことを示し、「議会で否決された事業でもあり、 管理の在り方については議会と協議していきたい」 と答えた。
 議会終了後、 記者団の質問に応じた長濱副市長は、 「議会で否決された事業だが、 何故寄贈を受けたのか理解できない」 と疑問を呈した上で、 議会側との協議の行方次第では 「撤去する可能性もある」 との考えを示した。
 同日は富永元順氏、 池間豊氏、 西里芳明氏、 粟国恒弘氏も市政全般にわたって当局の考えを質した。 下地市長は大型コンベンションホール整備の進ちょく状況について、 「進入道路建設に向け、 すでに実施設計を発注済み」 と答えた。 粟国氏への答弁。

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12月議会一般質問で答弁する下地市長=市役所平良庁舎

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今後の管理の在り方が注目されている 「憲法九条の碑」 =資料写真

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