記事一覧

池間湿原を活性化資源に・ワークショップ

 






2012/07/14 21時04分配信 - 社会・一般 -

 池間島の湿原 (イーヌブー) を地域資源として見直し、 併せて島の将来をどうするか考えていく池間島暮らしツーリズム協議会 (奥原正美会長) のワークショップが14日、 離島振興総合センターで行われた。 子どもから高齢者まで多くの島民が参加し、 湿原の過去と現在、 未来について意見を交わした。 農林水産省の食と地域交流促進対策事業として2カ年行われる。 昨年から始まった民泊と絡めて観光振興や雇用創出などを含めた島の活性化を考えていく。
続き
 同協議会は池間自治会、 池間老人クラブ、 NPO法人いけま福祉支援センター、 民泊を受け入れているすまだてぃ会で構成されている。 今回の事業で 「池間島まるごと暮らしミュージアム」 をキャッチフレーズに未活用の地域資源を掘り起こし、 観光などに取り入れ島の活性化を図ろうとしている。
 ワークショップは午後3時から、 「池間島の将来をどうするか、 イーヌブーをどうするか」 をテーマに行われた。 グループに分かれて討論し、 最初は高齢者が昔の湿原について証言。 「水がきれいで魚やエビ、 カニ、 ウナギ、 野鳥などがたくさんいた」 「学校帰りにおかずとして獲った。 売ってもいた」 「食糧がたくさん獲れる豊かな場所だった」 などと話した。
 戦後の漁港整備に伴う埋め立てで湿原は陸地化し、 60代前後でなければ以前の姿を覚えてなく、 参加した小中学生は初めて聞く話に驚いた様子だった。 現在に関しては 「橋はできたが仕事はなく、 みんな出ていく。 定年してから帰るので年寄りばかりになる」「漁港を作ったが漁船も減ってしまった」 などの意見があった。
 同協議会の前泊博美事務局長は 「イーヌブーを再生しつつ、 どう暮らしにつなげるか。 継続して観光資源にできるかなどを見直していく。 仕事を創出して暮らしやすい島にして人を呼び戻すのが最終的な目的。 島をどうしていくか、 湿原をどうすべきかみんなで考えていきたい」 と話した。

関連記事

powered by weblio


 

ファイル 6193-1.jpg
ワークショップで昔の湿原の様子を小学生に話す高齢者たち=池間離島振興総合センター

ソーシャルブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録 はてなに追加 del.icio.usに追加 livedoorClipに追加 niftyクリップに追加 Googleに追加 Technoratiに追加 Buzzurlに追加