【那覇支局】開会中の県議会 (高嶺善伸議長) 2月定例会は22日、 代表質問1日目の質疑が行われた。 伊良部島と下地島を結ぶ乗瀬 (ぬーし) 橋について、 当間清勝土木建築部長は 「県道計画と合わせて架け替え整備する橋梁で、 2013年度から新規事業として着手する予定」 と説明した。 池間淳氏 (自民) の質問に対する答弁。
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乗瀬橋は老朽化が激しく崩落の恐れがあるとして、 2009年から通行止めの措置が取られている。 当間土木建築部長は 「伊良部大橋から下地島空港に至る県道計画と合わせて、 架け替え整備する延長約110㍍の橋梁で、 今年度に概略設計を実施している」 と説明した。
この上で、 12年度に道路及び橋梁の予備設計を行い 「13年度から新規事業として着手する予定であり、 今後とも宮古島市と連携して取り組んでいきたい」 と答えた。 同橋については12年度の取り壊しを予定しているという。
離島の児童・生徒などの受け入れ施設の建設について、 仲井真弘多知事は 「一括交付金を活用して離島、 へき地出身の高校生の寄宿舎も含めた複合施設として、 離島児童・生徒支援センター (仮称) を計画している。 早期に実現させたい」 と述べた。
また医師の養成、 確保に関して宮里達也福祉保健部長は 「琉球大学と連携した医師修学資金等貸与事業や県立病院の臨床研修事業において現在、 産婦人科医師11人、 小児科医師15人、 脳神経外科医師3人を養成しているところ。 専門研修を終了後、 離島等の県立病院へ派遣していく」 と語った。 島袋大氏 (自民) の質問に答えた。
代表質問1日目はこのほか、 翁長政俊氏 (自民) が登壇した。